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おしゃれが苦手からたのしいものに変わった話

前回はコチラ


順風満帆に見えた私の着物生活ですが、最初から躊躇なく着物を着る事ができたわけではなく、最初は

”この格好で世間を歩いて大丈夫かしら??”

という不安がとてもありました
というのも、私、外見や服に対してはかなりコンプレックスがありまして

昔から胴長、腰張り、細目、上半身やせの下半身太りという
流行の服を着ても
『なんか似合わない…』
という意識が強い10、20代を過ごしました
しかも肌弱いのでセーターのちくちくや汗ですぐ肌はかゆくなるし
ガードルを履くと1分でお腹が痛くなるという締め付けも超苦手(今も)で
基本、頑張ってまでオシャレをしたくないというタイプ

着物なんてそんな頑張らなきゃいけないもの、誰かに何か言われないとも限らないし、面倒くさいから着なくてもいい
…とすら思っていた

それが、記録も兼てブログで着物姿を撮るようになってからこうなりました

2015.8だから木綿着物を着始めて6年目?

自分で言うのもなんだけど
この日の着物の衿の出方と胸まわりの具合がすごく好きだ!笑
透け感のあるものは柄半衿だと透けて見えやすいから、もうちょっと濃い色目の本麻が欲しいかなーとか
この時期だったら色無地の半衿でもいいなーとか
帯締めのこの幅が今超絶好みだ、とか
黒帯は重宝するんだけどポリエステルだとチョイ物足りなさがあるのよね。。。

とか、写真見て妄想するのが好きです・笑

着物を着るようになってから、「装う」っていう楽しみが出来たよね


思いかえしてみれば、二十歳の頃の私の服の選定基準って
「悪目立ちしなくて」「変じゃない」事だったんです

洋服の選び方ってよくわからなかったし、
オシャレな人はうらやましーなと思いつつ、自分じゃそんな風にはなれないと思っていたし
まあ、目立たなければ何でも良いぐらいにしか「着る事」って重要じゃなかった

結果、地味で目立たない子でした

衣・食・住の「衣」って一番初めに出てくるのに
なんでこんなにこだわりがなかったんでしょうね~

初めの頃は着物を着て歩くだけでも
「変じゃない?おかしくない??」
ってビクビクしていたのだけど
そのうち、着物の着心地にハマり、
自分の着たいものを着ればいいんだよーと思えるようになりました

これも着物のおかげかな?

今はようやく自分のスタイルとこれからが見えてきたかなーというところ
とりあえず、一年過ごせるだけの普段着は揃ったので、
これから先は夏の普段着物の買い足しと、小物類(帯締めや帯揚げ)をちびちび揃えていくのが目標です^^

着物屋ヨメのゆらり生活日誌2015・8

人間変わるもんですね・笑

もともと着物を着始めた理由は
着物屋を手伝う「必要に迫られ」たので
それならば勉強しなければ

着物の事を知るなら着るのが一番の近道だよね

という単純な理由で着物で色々チャレンジして
それをブログで発表するということをするようになったのです

最初に作った赤い保多織も
実は好きな色じゃなかったのだけど
(私、青とか、淡いニュアンスカラーが好きなのです)
合わせてみると血色よく見える色で、お客さんや周りの人たちによく褒められて
着るほどに好きになっていった着物

こうして着ているうちにどんどん着物を見るのも、着るのも、知るのも楽しくなっていったのでした

木綿着物生活も6年目
ようやく木綿も自分の言葉で良さを推せる自信がついたので
この頃、木綿着物の良さや活かし方についてもブログで発信するようになりました

次回、大好きな木綿着物の話


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