ゆかた!ユカタ!!浴衣!!!【キルモノ vol.14】
キルモノ vol.14
ゆかた!ユカタ!!浴衣!!!
付け足し編集後記
キルモノvol.14、ご覧いただきありがとうございます。
いやぁ〜、浴衣ってほんといいもんですね〜。(水野晴郎の声で)
さて、浴衣の歴史については
こちらとWikipediaを参考にしました。
Wikipediaにかなり興味深い記述がありまして、
明治時代に、浴衣に繻子などの半衿をかける例も紹介されている。
とあって、めちゃめちゃ気になっています。
繻子の半衿?かけ衿なのでしょうか?それとも半衿で着物風に着てたってこと??注釈に載ってるソースの主婦之友を超読みたくなってる私なのでありました。
参考…というわけではないのですが、
「主婦の友」90年の知恵 着物の花咲くころ
という本に載っている、
主婦の友1965年6月号掲載の瀬戸内晴美(瀬戸内寂聴)さんによるゆかたのエッセイが私はとても好きなのです。
以下引用
ゆかたを着る季節にめぐりあう度、女に生まれたことを嬉しく思う。男のゆかたもわるくないものだけれど、女が素肌にゆかたをまといつけた姿はいかにもさわやかで、そのくせこの上なくなめまかしく美しい。
まちがってもゆかたを着る時はパンティーのゴムの形などきものにひびかせないでほしい。ごわっと糊のきいたゆかたの中に、やわらかな女の軀の線がほのみえる時、あるいは軀のかたちのままに、もうひとつの皮膚のようにぴったりとまといついたちりめんゆかたの中に女のなま身のゆれるのを感じる時、ゆかたはいのちの艶をかがやかせてくる。
引用終わり
なんて魅惑的な文だろう。
そのあとに続く文も素晴らしいので、ぜひ機会があれば一読してほしい。
今回私が提案したようなスタイルは、きっと邪道だと一蹴されそうだけれど、いつかは私もこのエッセイに綴られているような さらりとした着方が出来る素敵な女性になりたいものだ。
改めて、ゆかたってすてきだなあ。
いやぁ〜、浴衣ってほんといいもんですね〜。