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魅惑のこども着物【キルモノ vol.38】

キルモノ vol.38

魅惑のこども着物

編集後記

まず、先月の回で きもの入門シリーズ 連載にするって言っておきながら 今回間に合いませんでした。すみません!
不定期連載ということでお許しください。笑

子供の着物、本当に気づいたらかなり集めてしまってて
しかも女子が姪っ子1人(男子はたくさんいる)ので
これはサイズアウトする前にじゃんじゃん着せねば!!と焦っております。

一つ身とか、ほんと着られるの一瞬ですからね。めちゃめちゃ小さいあの着物、本当に可愛い。

と、ここで載せたかったものを載せ忘れてたことに気がつきました。

付け紐飾りのこと

子供の着物の魅力といえば、付け紐飾りと背守り。
どちらも飾りとしてつける糸や刺繍の事で、
背守りは一つ身の着物の背中に付けるもの。
付け紐飾りは、もっと大きい着物にも付いてます。付け紐の根元のところにある刺繍は見たことある人も多いと思います。

付け紐飾り

背守りは、一つ身の着物は背中に縫い目がないので 「目」をつければ魔除けになるという考えから付けられるようになったようですね。

紐の端は長く垂らすことが多く、
魔が糸を掴んでもスルッと抜けるようにと結ばずに垂らしていたそう。

付け紐飾りも魔除け。
そしてデザインもいろいろあります。

昭和20年代の和裁の本より

こういうちょっとしたデザインや、それに込められてる願いとかね、いいですよね。
親が子を想う気持ち。もちろん手縫いされているので、どんな人がどんな気持ちで作ってたのかな?なんて考えてしまいます。

最近わたしは五穀豊穣や子孫繁栄の奇祭を巡ったりしてるので、
子供が元気に育つということは大事なことだなあと思うのです。
少子化の世の中だし、大体私も出産してないので何も言えないんだけども みんな元気に育てよ!と切に思います。

そんなことを考えつつ…。

次のキルモノ、浴衣か夏着物か…
一気に夏になりますね!
ではではまた来月お会いしましょう。

お読みいただきありがとうございました♪


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