どうしたら着物 人(キモノビト)に会えるんだろう? 六(6)
おはようございます
着物押しの紅です。
〈 令和日本で老人のいる場所を考える の巻 〉
ゆうべは遅くまで空を見上げていたけれど
流れ星は見えませんでした。
お風呂に入っていたら
「おもいつき」が。
紅はよく
思いつく人だ。
昨日会ったキモノビトがお姉さんだったせいか。
老人の居場所について考え始めた。
考え始めるとしばらくしがみつく。
あ、
そうか。
テーマパーク
実現の可能性について調べ始める。
全く知識ないので
現実にある
老人施設について調べる。
「日本の老人は美しくみえない」
と常々思う。
着物を着ないからじゃあないかと仮説を立てる。
日本人のゴールってなんなんだろう?
年を取り年金をもらって細々暮らし。体や頭がイケなくなると
施設に入ることを考えたり、周りの者が考えてくれたり。
ずいぶん入居待ちをするらしい。
やっと施設に入居し
世話される生活。
プライバシーのない、個性もない、誇りも気力も失せてしまうような・・・「私」のいない日々は刑務所と大差ない?
今日、現在の紅の知識で思い浮かべる日本の老後の生活ってこんなイメージ。
まだ元気な年金世代は
「いつか動けなくなる日」にビビりながら
生き急ぐように、静寂から逃れるように遊びまわっている。
紅の目にはそう見えてしょうがない。
長年生きてきてスキルも知恵もあるだろうに。
自家消費せず次世代にまわせばいいのにって感じることがある。
年金をまだもらえない世代は
このゴール(着地点)に向けて戦々恐々と日々を送り小銭を貯め続ける。
いつも将来の不安を感じるために生きているみたい。
自分だけがセーフならそれでいいと。
きっと誰も助けてくれないと思い込んでる。
人に迷惑かけちゃいけないと刷り込まれている。
紅は
自分が世話される段になって
「こんなとこイヤ!」
って思わなくて済むように
自分が老人になって暮らしたい町(地域)づくりをしたいと思ってコミュニティづくりを目指していた。
自分が動ける時に何もしないで、「その時」の境遇を嘆く人にはなりたくないと思ったから。
そのために法人も作ったんだけど。(⌒-⌒; )
全く機能していない。
でも、あの時よりも確実に「その時」に近づいている。
そろそろマジに考えなきゃ。
年を取っても楽しく暮らす。
いえ
年齢にかかわらず楽しく暮らす世の中が
科学が進んだ日本でも未だに達成される見込みはない。
紅の頭に平家物語が浮かんだ。
猛き者も 遂にはほろびぬ
ひとへに風の前の塵に同じ
世界を獲りに行くと
豪語している西野氏も塵なのね。
徳川家康ばりに300年続くシステム構築を目指しているそうで注目に値すると紅は思っています。
塵でもいいのよ楽しければ
自分でもつくづく思うが
紅の記事には
「着物」のことが書いていない。
だけど底にはいつも着物への思いが流れていることを感じ取れるあなたは
きっと
キモノビト
なんです!
今日の写真は
子どもの頃に作ってもらた浴衣。
色とりどりの薔薇がステキ。
母は紅を愛していたんだなって時が隔たっても感じられます。 紅