どうしたら 着物の色を 身につけられるんだろう? 七(7)
おはようございます
着物押しの紅です。
今朝は、蝉の声が
〈 色は周囲にも影響を の巻 〉
着るもの、身につけるもの
自分が着ていて気分がいい
ってだけじゃあなく
周りの人にも影響を与えています。
同居家族がいる場合には
家族の気分にも関わっているかも。
その視点ってあんまりないかもしれませんね。
なんとなく服を選んでしまう。
紅の場合は着物を選ぶときには、いちおう理屈があります。
「今日はこれを着よう!」
なぜならば・・・
という自動ルーチンワークが必ず行われています。
今日もこれから着物を着ます。
夏物の着物は薄いために意外と体の線が見えます。
補正を少し念入りに。
着付けで一番難しいのは補正です。
紅の場合は「さらし」を愛用しています。
下着の段階で背筋が伸びるので、パソコンに向かっていても姿勢が正せて背中がラクです。
「着物は健康にいい」
ってヨガの先生に聞いたことがあります。
トイレも和式がよく、下駄や草履も。着物を着たときの外での歩き方って洋服とは違っちゃいます。多分スネの筋肉使っていると思います。だから足腰が弱りにくいかも。
今日はちょっとだけ黄味がかった水色の長襦袢を着ます。ちょっと迷ったけれどやはり水色の絽の着物を着ることにします。帯はふだんは半巾なので、麻の帯か博多帯を選ぶと思います。
少しかわいく着たいときには、染めの柔らかい帯を選び変わり結びにします。
これから何を選ぶかはまだわかりません。
思えば先日も水色の無地を着ました。
「青(自立の色)が好きな時期」
ありました。
緑も。紅という名にちなんで赤い着物もいくつか手元に置いてあります。あ、夏物は赤はありません。
はために
暑苦しく見えない。
涼しげに着るのが 夏の着物の真骨頂だと教えていただきました。
あと30分で
和裁のお客様が見えるので段どりよく進めないと。
と思っていたら
ピンポーン!
長襦袢姿で出てみたら馴染みの野菜を買いに来てくださる奥様。テキパキとして素敵な方。
きゅうりと玉ねぎを買ってくださったので。困り果てていたニンニクをプレゼント。
急いで戻って
着物を着ました。
帯も決まりました。
羽織を解いて半巾帯に縫い直した染めの帯。
きなりに水色っぽい亀甲雨柄が夏着物にも合うのを発見しました。
そろそろ仕事です。
今日の写真は
朱に金の柄が組まれた帯締めです。
朱色系の帯締めはアクセントに使いやすいです。 紅