見出し画像

ふだん着物と楽しむ、私の上半期イベント計画

普段着の着物を着て、お出かけを楽しむ。
それは洋服で出かけるのとはまた違った魅力があり、ここ数年の私の楽しみでもあります。

今年の上半期、すでに楽しみにしているお出かけの予定がいくつかあります。
着物好きさんで集まるオフ会や、あこがれの人が主催する着物交換会、好きなアーティストのライブなど。
行きたい場所に行く、会いたい人に会うために計画していたら、気づけばこれだけ予定が決まっていました。
どれも私にとっては特別なイベントで、数ヶ月前の今から楽しみで仕方ありません。
そんな自己満足感満載の上半期の予定を綴っていきます。

みなさんも、行きたい場所や会いたい人はいませんか?
少し調べたり計画してみると、意外と叶えられることもあるかもしれませんよ。


着物好きさんと集まる金沢オフ会

行きつけのお店の店主がされているクラブハウスで、いつも聴いているメンバーを対象に金沢でのオフ会が計画されています。
能登の震災への復興も願ってのことですが、それだけではなく着物文化も根付いている金沢にみんなで行って、現地で楽しもうという趣旨のオフ会です。

クラブハウスのメンバーは、住んでいる地域はバラバラ。
もちろんほとんどの人が直接会ったことはないのですが、コメント欄でいつも楽しいやり取りが行われていて、初めましてでも意気投合できる気しかしません。
昨年は京都でオフ会があり、そちらに参加した2日間もとても楽しい時間でした。

週に一度同じクラブハウスの放送を聞いて、あれやこれやとコメントをし合っている人たちと実際に会ってお話しできる。確実にご縁が深まる気がしています。

オフ会にはどんな着物を着て行こうか、今からあれこれと妄想を膨らませています。
移動が長距離になるので、半幅帯か名古屋帯でお太鼓結びかな。
4月の予定だから、羽織を羽織るのもいいな。
せっかくなら行きつけのお店でお迎えしたアイテムを着て行きたいなと考えています。

憧れのさとみさんに会いに行く着物交換会

私のふだん着物ライフを語る上でなくてはならない存在なのが、天野さとみさんです。

美しい着姿、抜群のコーディネート力もさることながら、"着物とはこうあるべし"みたいな押し付けがない自由さに惹かれています。
さとみさんの活動を見て、「ふだん着物ってこんなに楽しいんだ」と思えたのです。

さとみさん愛が深まりすぎて、さとみさんの魅力を語る記事をひとつ作ってしまったほど。

インスタグラムでの日々の発信や活躍を目にしていて、いつか直接お会いしたいと数年前から思っていました。
遠方なのでずっと躊躇していましたが、いつか踏み切らないと会う機会はやってこない気がして、着物交換会の会場となる東京まで行く計画を立ててみました。

さとみさんが主催している着物交換会は、過去2回開催されています。
持っているけど自分では袖を通さない着物や帯をそれぞれ持ち寄って、その会場で自分がお迎えしたいと思うアイテムがあればそれを持ち帰ることができる、といった内容です。

私も譲り受けた着物や帯の中で、「これは、どう合わせて着ればいいんだ?」と思うものや、「とっても素敵なんだけど、私の好みじゃない…」と処分するにはもったいないアイテムがいくつかあります。

そんなアイテムが他の着物好きさんに使ってもらえて日の目を見るなら、とてもいい循環になるなぁと何を交換会に持っていくかを考えています。

さとみさんに会えることももちろん楽しみですが、交換会に参加される方ともお話したり交流できると嬉しいなと思っています。
住んでいる地域で着物友だちを増やすのはなかなか難しいので、こういった機会で繋がりができるといいなぁ。

星野源さんのコンサート参戦!何着ていく?

直接着物とは関係ないけれど、私が唯一続けて応援しているアーティスト、星野源さんのコンサートチケットが先日当選しました!
「全国ツアー自体数年ぶりだし倍率もすごいだろうから、きっと当たらないだろうなぁ」と思っていたけれど、ありがたいことに当たりました。
当たったからには、行くしかない。

行くと決まったら、悩むのは服装。着物で行くか、洋服で行くか。
希望としては着物で行きたいけど、コンサートに着物で行ったことがないからどうなんだろう?と考え中。

観客同士の距離が近い状態であれば、着物の帯が他の人に邪魔になってしまう可能性もあるので、その場合は洋服の方がいいという話も聞いたことがあります。
私が参加するコンサートは狭いライブハウスではないから、観客が密集する感じではないはず。
1人ずつ席が用意されている感じであれば、着物で半幅帯のぺたんこ結びで行きたいなと思っています。

こんな感じの背中ぺたんこならいけるかな

行きたいけど、行こうか迷っている新之助上布展

新之助上布とは、滋賀県彦根市の麻織物業「大西新之助商店」が制作する高級な麻織物です。室町時代に生まれた近江上布の伝統を守りながら、先代大西新之助が戦後に立ち上げました。

Google検索より引用

9月から、10月のはじめごろにかけて。
季節は夏から秋に変わっていく頃ではありますが、実際にはまだまだ夏の日差しが強い時期です。

体感的には、透け感のある夏着物や浴衣をまだまだ着たい気候ですが、私の場合はなんとなく季節的に9月に入ると浴衣に手が伸びなくなります。
夏着物はまだ着やすいですが、色が明るい鮮やかなアイテムは初夏のイメージが強くて、9月以降にはなんだか違う気がしてしまうのです。

9月になると手が伸びない

そんな「夏とも秋とも言えない時期に着る着物が欲しい!」と思い見つけてしまったのがこの新之助上布なのです。

◎麻が使われていて生地がサラッとしている。
◎少し濃いめの色を選べばまだ暑い秋のはじめに着られる。
◎無地や縞など帯や小物遊びがしやすそうなデザインが多い。
◎お値段も優しめ。

総合的に判断して、私の欲望を満たすのにぴったりなアイテム。

どうして行くかどうかを迷っているのか。それは、
「行ったら最後、絶対買ってしまうから」

自身満々に言うことでもありませんが、確信めいた自信があるので仕方ありません。
だって、先に行われた東京での写真を見るだけでも素敵な反物がたくさんあるんです。
実際に見たら、欲しいと思ってしまうに違いありません。

夏の手持ちアイテムは紺や青の色のものが多いので、紫や濃いめのピンクがいいかなぁ。
無地の着物は持ってないから、無地に挑戦してみるのも面白そう。

もし行ってしまったら、そんな感じのアイテムをお迎えしたいなぁと妄想しています。

ふだん着物のおかげで楽しみが増えた

金沢オフ会は4月、着物交換会は5月、コンサートは6月、そして行くかどうか迷っている新之助上布展は3月にあります。
巡り合わせたようにひと月ずつ開催がずれているので、調整すれば全て行けてしまう日程なのです。

ふだん着物にまつわるオフ会やイベント、そして着物は関係ないイベントでも、そこに着物を着て行くことでさらに楽しさを増やすことができています。

ふだん着物に触れることで、私の人生は本当に充実して、彩りあるものになっているなとしみじみ感じます。
今となっては、ふだん着物を楽しむ前の私は着物なしで日々どんなことを楽しみに過ごしていたのか、あまり思い出せません。
そのくらい、今は楽しいと思えることにたくさん出会わせてもらっていて、ふだん着物に感謝だなぁと感じています。

私の生活の質を上げてくれているふだん着物と一緒に、今年もたくさん楽しいことを経験しようと思います!

ここから先は

0字

この記事は現在販売されていません

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?