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1年間のふだん着物ベストバイ

みなさん、買い物はお好きですか?
わたしは好きです。
「欲しい!」と思ったものが自分のものになる感じ、所有欲が満たされる感じが好きなのかもしれません。
「この子をお迎えしたらもうしばらく他のものはいらない!」とその時は思うのに、また違う魅力的なアイテムに出会うと、いつしかそう思っていたことはどこかへ消えていってしまうようです。。。

この1年間、ふだん着物にまつわるアイテムだけでもたくさんの素敵な出会いがありました。
その中でも、選りすぐりのアイテムを自己満足感満載で紹介します。
後半にはそれらのお値段も記録しておきますので、興味のあるかたはご参考までに。

紫格子の片貝木綿

ぶっちぎりで買ってよかったアイテム1位は片貝木綿の単衣。

「ガシガシ使える単衣が欲しい!」と思い始めて、お迎えしたアイテムです。
単衣で希望の素材や柄のものをリサイクルで見つけるのはなかなか難しいなと感じたので、行きつけの呉服屋さんで反物を選び、あつらえていただきました。

格子の柄が洋服の雰囲気とも近いものがあり、和洋ミックスでも長襦袢とでも合わせやすく、そして家でも洗えるのでどこにでも着て行きやすい。
真夏以外はかなりの頻度で活躍しました。
インスタグラムのフィード投稿でも何度この単衣が登場したかわからないくらい、ヘビロテしています。

黒の雪花絞り

暑い季節に活躍してくれたのが、この黒の雪花絞りの単衣です。

手持ちに夏着物がほとんどなかったため、オールマイティに使える柄や色を求めてお迎えしました。
こちらも、行きつけの呉服屋さんであつらえてもらったもの。
9月になると夏らしい浴衣はなんだか手が伸びず、かといって秋物の単衣は暑くてまだ着れない。そんな時期にこの雪花が活躍しました。

黒なので帯や小物は何でも合います。小物で遊んだりするのも楽しい。
また少し遠くから見ると雪花の花の模様がより引き立って、、近くで見るのとはまた違う表情が楽しめます。

かわいい金魚の刺繍帯

先の片貝木綿と黒の雪花の写真にも登場しているので、この刺繍帯をたくさん使ったのは言うまでもないですね。
1番最初の紫の片貝木綿をお店で見せてもらったときに、一緒に紹介してもらって一目惚れしてしまいました。

金魚の顔がめちゃかわいい

正直、私にとってはかなり大きな買い物でした。
でもこういったアイテムは1点もの。この出会いを大切にしようと思い切ったことに後悔はありません。
なんといっても、初夏から盛夏のあいだ何度も活躍して、何度も「かわいいー!」といろんな方に声をかけてもらいましたもの。
これからも大切にしていきたいアイテムのひとつです。

獅子の半幅帯

時間がないときや手軽に着たいときに活躍するのが半幅帯。
そんな半幅帯で久しぶりに心惹かれたのがこちらの獅子の半幅帯でした。

こちらは雅星さんオリジナルのもの。
両面使える色合いが好みだったことと、獅子の顔が怖いものでなく、何ならちょっとかわいらしいところに惹かれました。
素材はポリエステルですが、緩みやすいといったこともなく、使いやすい帯です。

ちらし紋の黒小紋

おそらく初めて購入した、地色が黒い着物。
どんな帯でも合わせやすくて、コーディネートするのが楽しくなる着物です。

こちらも獅子の半幅帯と同じ、雅星さんのオンラインショップで購入。
黒地に大小のちらし紋が入っていて、そこにはピンクや緑などの色が控えめに入っています。
このちらし紋のおかげで、黒い着物でも重たくなりすぎず、少しのかわいらしさや華やかさが出せる着物です。

葉っぱ柄のウール着物

キモノあれこれマーケットという、リサイクル着物がたくさん販売されるイベントでお迎えしたのがこちらの着物。

店員さんに素材を尋ねると、これはウールの着物でした。
ウールの着物は単衣仕立てで、暖かいため冬の着用にぴったり。
実際に着て屋外イベントに出かけてみましたが、確かに暖かい!
冬のカジュアルなお出かけに活躍しそうな予感です。

紫色総絞りの羽織

こちらもウール着物と同じイベントでお迎えしました。
濃いめの紫色で、鹿の子模様の絞り加工がされています。

絞りのものは空気が含まれやすくて保温性があると聞いたことがありますが、確かに暖かく感じました。
裄が少し短かったり、寸法がぴったりというわけではありませんが、カジュアルに着るなら問題ありません。

それぞれのアイテム How much?

私が1年間でお迎えして良かった!と感じているアイテムの、お値段も参考までにまとめておきます。

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