名古屋帯の仕立て方について
サクッと簡単にお伝えさせていただきますね!
え?なにどういうこと?と思われるかもしれないのですが、当店では名古屋帯の仕立方が3つございます。
何が違うの?その違いにメリットデメリットは?という内容です。
当店でのルールを基にご説明させていただいておりますので、他のお店さんや仕立屋さんだとまた別の場合がございますので、小川屋バージョンだと思って読んでくださいね!
基本の名古屋仕立!
こんな感じ。
左側がたれ、右側が手の部分になります。
メリットとしては、最初から手先から腹の部分が折った状態で縫われていること。
ズレなどを気にしなくて良いし、着付のときに非常に楽!
デメリットは、身長が高くて帯の幅を変えたい人やかなり小柄で既定の長さを縫ってしまうと帯が上手く開けない方には向かない、ということ。
そんなデメリットを解消したのが、開き仕立て!
完全に開いており、表面のぱっと見は袋帯と変わりません。
裏面は芯が見えてしまうので、裏に別の布をつける必要があります。
メリットとしては、幅を自由にできます!
ので、が身長の高い方など、少々幅を調整したい!というご要望にはお答えできます!
デメリットは裏面分の布地+縫い代が追加されることです。
後もう一つの隠れデメリットは着付けに慣れていないと、腹の部分の太さが一定にならないことがある…ということでしょうか。
その間を取ったのが、松葉仕立て。
サムネイルの帯の仕立て方ですね!
手先の部分だけを名古屋仕立てにしております。
つまり、半分がわかり、帯幅も調整ができる、といういいとこどり。
デメリットはどちらかと言えば開き仕立てに近いです。
私は基本的にこれで仕立てております。
体型的なもので162cmのウェーブ体型…腰の位置が低い胴長タイプです。
お値段はちょうど真ん中位…。
一応裏地をつけないで、という方法もあるようですが…当店では裏地付きを基本としております。
皆様の体型や使用用途に合った仕立方を選んでいただければ幸いです!
まとめますと↓となります。
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晴れの日きもの専門店 小川屋