『ameiroの森』を始動するまで
今年の春、3年ほどレンタルしていた池田町のレンタル山と突然のお別れを経験しました。
私はちょうど末娘の大手術の付き添い入院をしていて青天の霹靂状態。
簡単には帰れない、山の片付けも手伝えない状況でした。
1ヶ月半前に見に行ったばかりで
今年はあれしたいねこれしたいねって雪まみれで笑って話してたのに。
業務の合間を縫って代表と代表の父が1ヶ月近くかけて片付けをしてくれました。
突然のことで心労も重なり、代表はあれよあれよと体調が悪くなりました。
(元々身体は強くないけど今年体調が回復しない大々的な原因の1つ)
私たちには思い入れのある場所でした。
伐採の跡地だったので木材や土がそのままになっているものを整地をしたり
整地して耕した斜面に白樺を植樹したり(毎年鹿の被害に遭いながら考えたり)
子供たちも一緒に雨が溜まる箇所を埋めたり、時には休んだり遊んだり
山での作業や木の特徴なども四季を通して勉強をさせてもらいました。
山に別れを言いに行けたのは、完全撤退する直前の少しだけでした。
若くない私たちアラフォーorアラフィフの3年はとても重要な年月であり、費やしたここはもう自分たちのフィールドじゃないんだなと思うと悲しくなってしまいました。
経験は糧になっても糧にするフィールドがなくなってしまったんですから。
植樹した白樺たちもこんなに大きくなったんだねと写真を撮りました。
借りていたレンタル山の現状を知った方々からは日々土地の話やフィールドの心配をしていただいたり、工房の活動を知って下さってる方々が励ましてくれたり力になって下さいました。
白樺がたくさんある土地が!!と樹皮採取でお世話になってるKくんから連絡があって、時間が出来た時に見に行ってみることにしました。
そこは何度か通ったことがある道路に隣接してる土地で、山も隣にある森でした。そして通るたびに「ここの白樺いいよね!」と代表と話していた土地でした。
これもまた急展開になるのでした。
続く。
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