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佐渡島はいいぞ

去年の夏は、妻と一緒に二泊三日で佐渡島へ行ってきた。
結論から言うと、大満足。
楽しい旅行になった。
ここがいいなあと思ったことをだらだら書きたい。
夏の旅行先の候補にしていただければ嬉しい。

良いところ

・良質な海水浴場が空いている

江の島や大洗のような混雑する海水浴場にげんなりしている人にこそ、佐渡をオススメしたい。
良質で空いている海水浴場がいくつもあって、シャワーや海の家が併設されているところもあるので利用しやすい。
私も海の家で浮き輪をレンタルして、半日ぷかぷか海を漂っていた。
ほかの利用者とぶつかるような心配もなく快適な海水浴を楽しめた。


・マイカーで海を渡れる

佐渡へ渡るために、マイカーを積み込むことができるカーフェリーを使ってみて大正解だった。
たしかに運賃は高くなりがちだが、レンタカーへの荷物の積み替えもないし、運転し慣れた車でスムーズに旅行もできるし、車内への忘れ物の心配もない。
いつもの車内環境で島内を移動できるのはとても便利だった。


カーフェリーの船内。ゆっくり休める。

・飯がうまい(特に魚と米)

北陸・北海道の回転寿司はレベルが高いと言われているけども、佐渡も負けてない。
佐渡に本店がある回転寿司弁慶は、佐渡産の魚を使っているのでとんでもない美味さ。
弁慶と佐渡回転寿司の双璧を成す「まるいし』も驚愕の美味さ。

そんでもって、民宿ではビビッて腰抜かすくらい魚が出てくる。
2人なのにでかい船盛りが出てきたときはさすがに仰天した。

それに米どころでもあるので、ごはんも美味い。
民宿+米農家に宿泊したときに出てきたお米は、白米だけで数杯食べられそうなほどだった。


佐渡の回転寿司屋。とにかく美味しい。

・風景がいい

海沿いをドライブするだけでも楽しいのだけど、近所の人が整備したひまわり畑がいい感じに咲き誇っていて、海と空と合わさり最強に見えた。
SNSで話題になりそうな風景も楽しむことができる。


ひまわり畑も多く、夏を彩ってくれる。


民宿の玄関にて。
ブランコ。これもSNS映えしそう。

・トキが飛んでいる

佐渡といったらトキなんだけど、今は数も増えて運が良ければ野生のトキを見ることができる。
その辺の田んぼのあぜ道になんかピンクの鳥がいるなと思ったらトキだった。
佐渡の人たちの努力で数を増やし、また空を飛ぶことができたのだろう。

・エグい観光地価格になっていないこと

佐渡島は幸か不幸か、まだ外国人観光客にほとんど注目されていない。
そのため、もろもろが強気の観光地価格ではない。
民宿なんかもかなり安いところが多く、旅行する側としてはありがたい。


民宿で出てきた舟盛り2人前。この他にも岩牡蠣などの海産物が盛り沢山。

・一人旅もできる

佐渡は一周約210kmのサイクルコースがあるので、自転車乗りにも人気があったりする。
フェリーで愛車のロードバイクも佐渡に持っていけるのもうれしい。

・そんなに混んでいない

行ったのはお盆前の海水浴ができるシーズンだったけども、それほど混雑を感じることはなかった。
それでも人気の民宿は満室だったり、お盆近くはフェリーも満席になってしまうので余裕をもって旅行計画を立てたほうが良いと思う。

イマイチなところ


・一部道が狭かったり急だったりする

これはどうしようもないのだけど、一部の海沿いや山道が結構急だったり狭かったりする。
車同士のすれ違いが心配になりそうな箇所も少しあった。

・量販店などは少ない

おなじみのチェーン店などもあるのだけど、島の一部地域に集中しているので少なく感じてしまう。
サングラスや日焼け止めが欲しいと思っても、車で数十キロ走らないと売っていないということもあったりする。

・有名な温泉はない

全国的に有名な温泉はなく、温泉街もないため、そういった風情は感じにくいかもしれない。
それでも海を見ながら大浴場でお風呂にはいれる民宿やホテルがいくつもある。

まとめ

快適な海で泳いでうまい魚を食べ、景色のいいところドライブするという目的であれば、佐渡島はとてもいいところだと思う。
また数年以内に出かけたい場所だ。
いやー本当に佐渡島はいいぞ。

追記

ちょうどこちらのNoteを書いているとき、佐渡金山の世界遺産登録が決定した。これからはしばらく混雑するかもしれない。
島の観光関係者の人は大喜びだと思うけど、また行きたいと思っていた自分としては混雑したり観光地価格になってしまうのは少し心配だったりする。