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アプリ婚した自分がTwitter婚活について思うこと

「ねほりんぱほりん」というNHKの番組があります。
NHKらしからぬ結構攻めた内容を取り扱うトーク番組でして、テーマに沿った一般人をゲストで招き、声や姿を伏せるために聞き手である2人(山里亮太さんYOUさん)を含めて人形劇で番組が進行します。

ここ最近は2週続けて『ツイッター婚活』をテーマにした放送がありました。
私は運よくマッチングアプリで結婚することができましたが、ツイッター婚活は少し気になっていたワードでありました。
さっそく録画してがっつり視聴。
番組では3人のツイッター婚活経験者(ハンバーグさん、交差点さん、リス子さん)が登場し、ツイッター婚活についての説明と知られざるマナー、NGな言い回しやツイッターの使い方などを語ってくれました。
ハンバーグさん、交差点さんはツイッター婚活がなかなかうまくいかない男性。
リス子さんはマッチングアプリでも人気会員でしたが、マッチングしたイケメンがモラハラタイプだったので内面重視のツイッター婚活で理想的な交際相手を見つけたという上級者という立ち位置です。
ツイッター婚活の存在は知っていたものの、リプライ、DM、スペースまで使って婚活をしているのには驚きました。奥が深い世界ですね。

そして2週に渡って番組を視聴し、ツイッター婚活についてざっと調べた私の感想ですが

男女共のごく一部のケースを除き、ツイッター婚活よりもマッチングアプリを使ったほうが良い。


という結論に至りました。なかでも女性は使いやすさと安全面を考えればツイッター婚活よりも素直にマッチングアプリを使ったほうが断然良いと思います。
仮に私が未婚女性であれば、マッチングアプリを使うことはあってもツイッター婚活を選択することはまずないでしょう。

出会いに特化しているか

利用者からみてマッチングアプリが優れてる点は、出会いに特化したアプリであり、使いやすさとユーザー保護のシステムが段違いに整備されているからです。
マッチングアプリはパートナーを見つけるために存在していて、日々それに改良が加えられているサービスです。直感的で使いやすいデザインとなっており、出会いを見つけたい人がすぐに活動できるような工夫がいたるところにされています。
ツイッターはあくまでつぶやきが中心のSNSであり、その中で婚活を模索するというものなので、どうしても不便に感じるケースが起こるでしょう。
前段階としてツイッターの基本的な機能に加えてハッシュタグやDM、スペースなどの知識も必要となります。いちいち覚えることが多く、放送でも何度か触れられていた『ツイッター婚活暗黙の了解』というが面倒に思う人がいることでしょう。

鰹節を削りたいときに目の前にある鰹節削り器と包丁のどっちを選ぶかという話です。

つきまといや迷惑行為が容易

それに迷惑なユーザーに目をつけられた場合、ツイッターのほうが苦労することでしょう。
マッチングアプリでは、やり取り中に「この人合わないな」「もう関わりたくないな」と思ったらブロックすることができます。相手は二度と自分のプロフィールを見ることができずメッセージも送れません。
アプリの登録には携帯電話番号が必須なので、登録のハードルが高いです。
また大手アプリの場合、一度ブロックされた電話番号でアプリの再登録しても、ブロックした人のプロフは見れなくなっています。つまりもう一度コンタクトをとるためには携帯の番号を変える必要があるわけですから、つきまといの危険度はかなり低くなるわけです。
一方でツイッターの場合はブロックされた後もブロックした相手の様子を探ることは簡単です。相手が鍵垢にしていなければ、ツイッターにログインしなくても相手のつぶやきは見ることができます。
それにツイッターはアカウントの作り直しが比較的容易なので、別人に成りすましてコンタクトをとることがアプリとは比べ物にならないくらい簡単となります。

迷惑ユーザーへの対処が遅い・無処置

マッチングアプリでは男女の安全で円滑なコミュニケーションの場が何よりも重要視されていて、大手では運営が24時間体制で監視をして迷惑なユーザーを迅速に処分しています。
ツイッターの場合はというと、つぶやきや発信に重点が置かれていて、男女の出会いを積極的にサポートしたり守ってくれるものではありません。運営に訴えても対処が速いとは言えず、ある程度発言の自由が重視されているのですぐに退会処分などの処置がされるわけではないのです。

まとめ

・面白い人で自己PRが上手、ツイッター婚活のマナーをきっちり把握してマメで相手に合わせた文章を書くことができる男性
・リス子さんのように、イケメンで痛い目を見たから内面を最重要視したい!というような女性

などのごく限られた場合を除き、現状ではツイッター婚活を万人にはお勧めできないと思いました。

次回はさらにツイッター婚活を深堀りしたnoteを書こうと思っております。
どうぞよろしくお願いします。