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『おめでとう』 から 『ありがとう』

縁に恵まれ、2020年の2月に結婚することが出来ました。
結婚が決まってからは周りの人に挨拶や報告をしていきます。

親しい人には結婚が決まってすぐに、そうでない人にはしばらく後に会ったときや会議やイベントで顔を合わせた時に報告という形になります。
そんなことをしていると、ある変化に気が付きました。
結婚当初は「おめでとう」という言葉をかけてもらっていたのですが、
最近は「ありがとう」とお礼を言われるようになりました。

「おめでとう」が「ありがとう」に変わった理由は新型コロナウイルスでした。
テレビをつけるとニュース関係がコロナ一色で、毎日暗い話題を聞かされるばかり気持ちも沈みがちです。
自粛の影響で外出もままならないと、ストレスも溜まっています。

だからでしょうか、コロナが流行り始めてから結婚を報告した人からは
「暗いニュースが続いてたけど、明るいニュースを『ありがとう』」と言う声をいただきます。
「コロナで沈んでたけどいいニュースが聞けて『ありがたいわぁ』、おめでとうね!」と同じようなお祝いとお礼を。

妻の方も知人に報告すると『ありがとう』と言われたことが多かったそうです。
届いた年賀状にも『コロナで大変な時期に唯一のいいニュースだったよ。ありがとう!』と書かれていました。
悪いニュースばかりのご時世ですが、少しでも周りに良いお知らせが出来て私達も温かくなれたお話でした。
2021年は明るい年になってほしいと願うばかりです。