見出し画像

投資開始47ヶ月 連続増配もいつかは途切れる

ここ最近、連続増配が途切れる企業が増えています。

50年以上増配を続けてきた配当チャンピオンと呼ばれる配当銘柄の超大御所ばかり。

スリーエム(MMM)

ポストイットやスコッチブライトでおなじみの世界的な化学メーカー。
おそらく皆さんの周りにもここの商品がきっとあるはず。
しかし近年は業績が上向かず、増配が限界を迎えて60年ぶりに減配を発表しました。
減配率は54%ということで半分以下に配当金が落ち込むことになりました。

ウォルグリーンブーツアライアンス(WBA)

日本にはあまりなじみはありませんが、アメリカやヨーロッパで10万店舗もの出店を行っているドラッグストアです。
ネット通販に押されており、実店舗での人件費の高騰や一部地域の万引きなどが問題視され数字にも表れたことで増配がストップ。ダウ平均株価の構成銘柄からも除外されてしまいました。

レゲットアンドプラット(LEG)

スプリングを作っている会社。
私も一時期持っていましたが、財務関係が悪化してしまいSP500からも除外され、
配当金に充てる金額も捻出できなくなり大幅な減配を実施することになりました。

ストップする前兆のようなものを感じなければなりません。
無理して配当を出していないか?(配当性向チェック)
直近の売り上げはどうか?
業界全体にマイナスな情報はないか

この辺をチェックしつつ、しばらく増配を続けていけそうな企業を見つけていきましょう。

追記
この辺のチェックが面倒というのであれば、高配当銘柄の詰め合わせのようなETFを購入することも一つの方法だと思います。

米国で有名なものとして知られるのは、VYM、SPYDなどでしょうか。
多くの高配当銘柄から構成されており、年に数回の頻度でリバランスしたり銘柄の入れ替えをしているので、個別にチェックする必要はありません。

1月28日の金融資産
1032万3579円

税引き後の累計配当受取額
91万5088円(1ドル125円計算)


2025年も約1か月が経過しました。
ここ最近トレンドはトランプ大統領の正式就任、
それにここ数日騒いでいるディープシークショックでしょうか。
トランプさんは就任直後から驚くような内容の大統領令に署名をしており、アメリカ第一主義が進むという観測があります。
また、生成AIの常識を打ち破るような低価格、低コストで運用可能な中国産のディープシークはアメリカのAI銘柄に衝撃を与えるかもしれません。
米国株上昇のけん引役だったエヌヴィディアなどに影響が出るかもしれませんね。