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エアコンの冷え対策に生姜
暑くなってきて、今年の夏も相当暑くなる予報となっていますね。この夏の時期って外はとっても暑くて耐えられないくらい暑いのに、屋内や電車の中はエアコンが効きすぎていて体を冷やしてしまったりしていませんか?
それによって体調を崩してしまう人も少なくないようです。これをクーラー病(冷房病)と言うようです。
クーラー病の主な症状は?
* 足腰の冷え
* 疲労感、だるさ
* 肩こり
* 頭痛
* 食欲不振
* 神経痛、腰痛
* 下痢、便秘、腹痛
* 不眠
* むくみ
* 頻尿
* 鼻炎
* 月経不順
これらの症状は、自律神経系に影響与え、結果引き起こされるていると考えられます。
予防するには?
エアコンの温度を調整する。職場などで出来ない場合は、普段から羽織るものを持っておく。
靴下を工夫する。くるぶし位までの長さのものにするとか、5本指ソックスにしたり、なるべくコットンなどの天然繊維のものにしたりして、下半身を冷やさないようにする。足を冷やさないようにするだけでも大分変わります。
食事は煮込んだり、蒸したりなど温かい食事を心がけたり、味噌や麹などの発酵食品も体を温め、体温を上げてくれるので取り入れると良いでしょう。
生姜を取り入れる
予防できる食事法はいくつかありますが、通年出回っている生姜を取り入れる方法を少し紹介します。
生姜に含まれるジンゲロールが結構良くし、体温を上昇させ、冷えを改善する効果がある。他、子宮の血行を良くし、月経痛の軽減や月経周期の調整に役立つ。
ショーガオールが代謝を高め、発汗、利尿促進され浮腫を軽減させる。また、生姜の温熱効果により膀胱の機能を改善し頻尿を軽減。
胃腸壁の血行を良くし、消化吸収を高めるタンパク質分解酵素の働きや胆汁の分泌を高める作用で、タンパク質や脂肪の分解を助け、食欲不振の改善につながると考えられます。
と、様々な効果効能がある生姜を毎日、自分の体調を見ながら加減し、取り続けることが大切です。
毎日少しずつ生姜を取り入れられる簡単レシピ
生姜の薬効を最大限に生かすなら、ストックを作らずに調理したほうが良いのでは?と思うかもしれませんが、少しずつでも毎日のように取り入れることも大切です。
いくつかストックレシピがあるのですが、今回はその1つの生姜の蜂蜜マリネをつくりました。
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この生姜のマリネ液を使って作るレシピを2つ紹介します。
ジンジャーハニードリンク
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ドリンクにしたら1番手軽ですね。少し肌寒いなぁと感じた時はお湯で割って飲み、暑い日は水で割って飲んでもおいしいですよ。
熱湯で割ると体を温めてくれますが、水で割ると体をクールダウンしてくれるので、このドリンクはオススメです。
生姜と蜂蜜のマリネの豆腐ステーキ
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材料
焼き豆腐
生姜と蜂蜜のマリネ液
醤油
菜種油
作り方
マリネ液に醤油を適量混ぜておく。
フライパンに油を引き焼き豆腐を入れ焼きつつ、マリネ液に浸してある生姜を一緒に焼き、最後に醤油と混ぜておいたマリネ液を入れて絡めて完成です。
これはごく簡単な、ちょっと適当な作り方ですが、豆腐をマリネ液に10分ぐらい漬け込んでから焼くと言う方法もありますよ。豆腐に味を染み込ませたい時はこの作り方の方がいいかもしれません。
他にも野菜炒めの味付けに使ったり、お肉に味を染み込ませたりしてもいいですね!
暑い夏を乗り切るためにも生姜を取り入れてみてはどうでしょうか?