標高差60mで山を刻む

低山トレーニングを始めて数年。これまで標高差60mを行ったりきたりすることで心拍数をコントロールしていたが、同じ場所を繰り返し登るのはどうしてもモチベーションが下がる。すでに1500回以上それを繰り返したので、先日から標高差60mごとに地図にマーカーし、高度を上げるトレーニングに変更した。例えば登山口から標高差300mを登ればこれまで行ってきたトレーニングに換算して5回、600m登れば10回とカウントするのである。

これがじつにモチベーションを上げてくれることに気がついた。当たり前のことだが、山は標高差も楽しむ運動である。単純に高度を稼ぐだけで景色が変わるし、何より充実感が大きい。加えて、1回の登山で数回分のトレーニングができることにお得感があり、トレーニングへの意欲が高まるのだ。

さらに発展させて、トレーニングで登る山は全て標高差に換算、それをトレーニング日誌に書き込むことにもした。するとどんどん数字が伸びていき、さらに意欲が高まっていく…という算段である。ふふふ。

トレーニングなど、継続できるかどうかが最も大事なので、それができるのであれば自分の都合の良いように変えればよい。今年はがんばって年間獲得標高差を60km(年間登山回数1000回分)を目指したい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?