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味噌仕込み、完了!
一昼夜、大豆を水に浸ける。
麹はほぐして塩と混ぜておく。
「せんせえ、何してるんですか?」
「お味噌作ってるんだよ」
と言いつつ、レッスン中も大豆を煮る。
大きな琺瑯のたらい。
3時間、コトコト煮る。
圧力鍋よりなるほど、いい具合に柔らかくなった。
大きいゴミ袋に入れて、足で踏む。
3時間煮たのですぐに潰れるけど、思った通り、ビニールが破裂、またたらいに移して手でこねる。
暑い。手が真っ赤。
少しつまんでみると、本当に!美味しい、、、、、。
塩と麹と混ぜて、大豆の煮汁でいい感じの固さに調整。
味噌団子を作る。
それを容器に詰め、あ、消毒、今、うちにアルコール濃度の高い酒がない!のでスルー。
綺麗に拭けば良いだろう。
ぎゅうぎゅう拳で詰める。
で、塩。
はたと、重石がないことに気づく。。。。。
嗚呼、木の蓋が欲しい。
が、そんなもの、ありません。
ふと、救援物資の米があることを思い出し、さっき使った大きなゴミ袋に入れ替えて乗せてみる。
流動性があるので、ぴっちり。
これは!!!!最高!!!
しかも、山形の友人たちが作ったお米なので、味噌もおいしくなりそうだ!
お味噌は人間が生活するところにいておくと良いという。
人の適温と快適さは、発酵にも共通するのだろう。
実際、天然酵母も、そうしている。
ということは、お味噌は1日のほとんどを過ごす防音室の押し入れに置いておくことになる。
一緒に生活して、
毎日私の練習する音を聴く。
もちろん、生徒たちのレッスンも。
そうやって育った味噌を、半年後、みんなと頂きたいなあ。
そして、この原材料を送ってくれた友達たちに、
郵送ではなく、
直接持っていきたいなあ。
バンドネオンも一緒に。
なんて思いながらの、幸せなひととき。
いやーいい汗かきました。
今日、長野から来てくれたビールを頂く。
All Together
良いネーミング。
丁寧に作られていて、最高に美味しい。
結局、私がやりたいのは、こういうことなんだなあ。
音楽を、作る。
味噌を、作る。
その時間を、共有する。
美味しい味噌を買ってくるのは簡単だけど、
作るととっても楽しいよ。
音楽も、ね。
All Together。
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