お腹が空いて台所にいくと、テーブルの上に買ったばかりのバナナ。 冷蔵庫を開けると更にバナナがあった。何日か前に買ったバナナは黒く変色していた。 先入先出しのルールに基づき、黒いバナナから食べないといけないよなあ、熟しているのか腐っているのかをとりあえず考える。
巡礼の旅のように、見知らぬ人達も登っている。 一際目立つのは、丸い桶を担いだ一行だ。 桶の中には天女のようなヒラヒラとした服を着た女性四人が笑顔で座っていた。 その時、その山の『登って降りてくる時には片方へ幸せも不幸も贈れる』という言い伝えを思い出す。 だから、みんな一人で登っているのに。 少し急な斜面から荷物を背負ったおじいさんが降りてきたので、道を譲る。
休みの日。母を連れて病院に行くことにした。 朝から準備をして、病院へ車を走らせる。 病院までの30分、いつものように母はご機嫌おしゃべりモードで昨日見たサスペンスの話をしながらドライブ。 トンネルを抜けた辺りでこれは夢だと気付いたが、そのまま病院へと運転を続けた。 『ああ、本当に送ってあげればよかったな』 連れて行く約束はしていなかったものの、夢の中で後悔する。 昨晩、母が明日病院に行くと行っていたから、こんな夢を見ているのかも知れない。 今朝、自分は二度寝して
眩い太陽の光に目を覚ます。細波の音と潮の匂い。 『あ、海にきたんだ』 まだ見ぬ海が広がる浜辺へ向かうため、みんな、行く手を遮る川を渡っている。 河口へと繋がるその川を覗き込むと、テトラポッドの道がある。 昔沖縄で見たような彩り豊かな小魚達が出迎えてくれて俄然楽しくなってきて、あっという間に川を渡る。 その先の丘を抜け、透明感のあるコバルトブルーの海へ… こんにちは、ユメミルユメコです。 幼い頃から夢をよく見る子でした。 大人になったら、夢は見なくなるのかな?と思いきや。