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イチゼロからグラデーションへ

日曜日は呼吸・整体スクールにてインストラクションの実習でした。
毎回お題と参考動画を頂いてから当日までヒリヒリハラハラジリジリとしております。

動画を観て分析するほどに出てくる未熟な部分、そこ埋めながら動作も含めた完コピを目指すのですが、、、。

頭だけで覚えようとすると、言葉がつまり、動きが止まり、動揺して呼吸も止まる、、受け手に伝わる。

体のセットが未熟だと動きに無理が出て苦しくなるし、インストラクションとの間にズレが出てきます。
受け手にもうやりたくない体験をさせてしまうかもしれない怖さ。

鏡のように今の自分を映し、ごまかせないのです。
「それ、あるあるー!」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこをどう乗り越えるか。

実習後の座談会的な振り返りで、師や講師陣の話を聴くうちに、
どうもワタクシ、イチゼロの世界観で進めていたのだと気がつきました。

受け手に、受ける前と受けた後の差を感じてほしい、
体の静けさ(静の構築といいます)を感じてほしい、と考えていましたが、、

わわわ、裏設定が抜けていました。

これ、すごいよね!!楽しいよね!体ってすごいですよね!
知るほどに面白い世界なのですよ!一緒にやろうよ!
、、、という暑苦しい香りを醸してませんでした。

師は、それを「迫力」とおっしゃっていました。

「ボイストレーニングと同じ感じでやればいいのに」と、
毎回のように講評を受けて頂いたのですが、そういうことでしたか。

言うなればグラデーションの世界観。
面白いことを伝える・伝わるレッスン。
実践しながら本番を務めながら濃度を深めて行く道。


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