すっかり忘れてたけど、今日は桜桃忌
言うまでもなく、太宰治の命日。
この不品行だった作家は、幾多の傑作を残した。
一番いいと思ったのは、「竹青」。
科挙の落第生が、落ち着くとこに落ち着く話・・・
「晩年」さながら「惜別」や「パンドラの箱」あたりが、太宰文学の真骨頂かと。
もっとも、有名なのは「走れメロス」「斜陽」
そして、「人間失格」。
この小説が、私に与えた影響は大きかった。エッセンスは、
「人を糺したかったら、己の醜い部分をさらけ出す勇気も必要」。
文章の質こそ、他の太宰小説より大きく落ちるものの、
「幸も不幸もありません。ただ、いっさいは過ぎていきます」
かつて心無い先生様に、心を殺された者の心に響いた・・・
「桜桃」?
忘れた。すまんこ。
いいなと思ったら応援しよう!
現在は無名の、いちネット作家に過ぎませんが、
書き続けるためにどうか
ご支援をどうか
よろしくお願いいたします。
a.kimitoki2023@gmail.com