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日本語でおk

試された純粋がゆっくりとたそがれていく
地下鉄の階段をおりていく老人のように
うつむいてもう何も語らないあの子の横顔
黄色い線のうしろまでお下がりくださいね

日本語でおk 誰だって最後はひとりだから
魔法のない世界だからもう空は見上げない
ポケットのなか溶けたチョコレートの時間
進路指導室ではいつも誰かが泣いていた

惑星科学おしえて いつか何光年むこうまで
きみと泳いでいく 恋愛文学抱えて 
いつか何光年むこうまできみと泳いでいく 
放課後の空き教室みたいにさみしい夜こえて
花束を胸に待ってて ずっと待っていて

緑ヶ丘公園で実験 とても寒い日の午後だった
アトランティスの飛行船は雲の上を飛んでた
吹奏楽部帰る頃 きみはそっと目を覚まして
光のなかに消えた世界をその心に描いてた

惑星科学おしえて いつか何光年むこうまで
きみと泳いでいく 恋愛文学抱えて 
いつか何光年むこうまできみと泳いでいく 
フラスコのなかの色模様みたい 複雑な想い
いつかきみに伝えたい ずっと待っていて

3月のありふれた水曜日 ひとけの消えた校舎で
羽を失くした天使が空にのぼっていく 

惑星科学おしえて いつか何光年むこうまで
きみと泳いでいく 恋愛文学抱えて 
いつか何光年むこうまできみと泳いでいく 
放課後の空き教室みたいにさみしい夜こえて
花束を胸に待ってて きっと待ってて

惑星科学おしえて いつか何光年むこうまで
きみと泳いでいく 恋愛文学抱えて 
いつか何光年むこうまできみと泳いでいく 
あの日君は何か大切なこと言ってた気がする
たそがれに何を見ていたの ん ん ん

たそがれに何を待ってたの
ぼくはなにを聞いてたの ん ん ん

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