(仮)24h1R
伸び切った爪が手のひらに食い込んで痛い
生きてるって感じがして憎い
1袋128円のインスタントラーメンを啜る
何も無いくせに何かしたと思いたくて日記を綴る
そうやってだらだら日々は続いてく
行きたくないと生きたくないの狭間にいて
普通にも異常にもなれずにいる
粉末が沈んだスープを飲み干す
こうやって日々は終わってく
適当に身体を満たして適当に過ごして
それでもいいかっていう自分に気付く
見たくないものは見なくていいよ
苦しみなんて、感じなくていいよ
知らないふりで、生きてけばいいよ
でもその代わり、後悔して泣くなよ
あの子が子供を産んだらしい
あいつが個展を開いたらしい
君は海外に移住するんだってね
自分はなんにもできなかったね
苦しい
インスタントラーメンが
128円から145円になった
味気無いのは変わらなかった
あの子みたいに愛されて
あいつのように才能があって
君のようにバイタリティに溢れてたら
無いものねだりで生きていく
涙跡まみれの日記帳、
知らないふりして生きるなよ
#歌詞だけバンドマン
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