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【創作台詞】誰かの言の葉まとめ①

2017年頃から物語の中で誰かが言っている台詞のように言葉を書いてTwitterに投稿していました。
今回はその気に入った言葉を30行だけをまとめた記事第一弾です。
2017年から言葉を保存しつづけていないので途中からメモ帳に保存したものしかありませんがそれだけでも数が多いので気に入ったものだけでいいかなと思いました。
良ければ気に入った言葉を教えて頂けると嬉しいです。


「純粋っていうのはね、思いを汚さないことで、何も知らないってことじゃないんだ」

「良い人だって悪い人だよ。根っこを見せない花のようにさ」

「苦し紛れに吐いた言葉が、宝石みたいに輝いていたなんて、嘘だろう、なぁ」

「夢の中で降った雨は君の心に海を作って鯨の列車が瞼の裏で泳ぎ行くよ」

「”特別”という言葉が持つ孤独の深さを君は泳いだことはあるかい」

「おっけーぐーぐる。あなたが人だった頃の名前を教えて」

「”永遠”という言葉が嘘なのではなくて、それを真実にする未来があるかどうかだ」

「紫陽花の花の内側は星と呼ばれる光輝く生命が育つ場所で紫陽花はそれを守っているんだ。でも人が覗こうとすると星は死んでしまうからこれは誰にも言ってはいけないよ」

「ばぁちゃんが星は夜のそばかすだって言ってた。だからぼくのそばかすは星みたいなもんなんだよって言われてそばかすのこと好きになれた気がした。ちょっとだけね」

「花が眠る時その美しさが逃れないよう星が見つめているの。それはいつの時も」

「君の嘘は海の形をしているね」

「花が寂しそうに見えるのはあなたが寂しい一輪の花だからだ」

「生まれたての夜の産声を聴いたことがあるかい。日々の朝の最期に手を合わせたこと。昼の作り笑顔に見て見ぬふりをしなかったこと。僕らは馬鹿みたいに日常という当たり前に浸かっている。見えないこと知らないこと未知の世界を想うこと、探し出さなくては、見つけ出さなくてはと、いつも思っている」

「美しさの中に居てはいけない。美しさには傍観者でいろ。内側に入った途端、それは無数の刃を向けてくるから」

「鬱くしいとはよく言ったもので、美しさには闇がないと完成しないのだよ」

「空になったペットボトルに残っている水滴みたいな孤独に希望を与えるとしたら摘んできた花を差すことぐらいだ」

「削って磨いて削って磨いて、その結果美しすぎる刺ができた場合。それは恐ろしいけど壊したくないと思うだろう。痛そうだけど見入ってしまうだろう。そんな言葉をずっと目指しているんだ。誰の為でもなく、僕の為に」

「君と僕が靴紐みたいな関係だったらよかった。結ばれてもほどけても、もともと一本の紐だったんだから。運命じゃなく最初から宿命として一緒に生きて行けたのに」

「傷ついても続けたいと思うなら本物だよ」

「流れ星が描いたのは夜の傷跡」

「瞳は瞼の裏に棲んでる月だよ」

「君の夜を丁寧に編む誰かは僕であってほしかった」

「夜が暗いだなんて嘘だよ。暗くしたのは誰か忘れている。夜を汚したのは誰かを。人間だよ。人間の嘘や憎悪が夜を染めていったんだよ。それを今じゃ夜空に光る月や星を綺麗だとか抜かしやがる。もともとは綺麗だったんじゃない。人間の醜い感情が引き立たせただけだ。僕らは輝きたくもなかったのに」

「きったねぇ夜だな。こんなに夜を光で汚して誰が掃除すると思ってんだ」

「咲くことが素晴らしいのではなく美しいのではなく、思いを伸ばした手が愛おしいのだ。途切れてしまったとしてもそれが確かに在ったことが、儚く、胸を焦がす情熱が、何よりも光っていたことが、たとえ色が暗くとも」

「僕は言葉ひとつの数え方を一針と思っている。針のように人を刺すこともあるし一つひとつの言葉がつながっていって刺繍のような温かみを持つこともあるから」

「やさしさなんてないよ。ただ花が咲くだけ」

「時が忘れさせてくれるのではなく記憶を削りながら生きているのが私たちだとしたら」

「夏を追いかけて僕ら、幻になる」




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