心を殺せますか？

今回はメンタルのお話。

nanaka.はメンタルの話多いな～。
なんて思うかもしれません。
それはどうしてか？
実際に4店舗働いた経験からすると
（nanaka.は1店舗に長く在籍するタイプです。）
ほぼ100％と言っていいほど
面接時にデメリットのお話はしてもらえません。
これは風俗で働いたことがある方なら
納得してもらえるのではないでしょうか。
これは未経験でも経験者でもです。

もちろん、入店してから
相談に乗ってくれるスタッフはたくさんいます。
それでも大体は「もう少し頑張ってみよう」
と励まされて終わりです。

女の子は商品なので
辞められては困るのです。
なのでデメリットを話すメリットが
店側にはないのです。

しかし、考えてみてください。
相談するころには
もう気持ちがギリギリなんです。
もっと分かりやすく伝えると
消えたくなってしまうんです。

風俗を始める方は
大体が生活に困って始める方がほとんどです。
最初はお金にゆとりが出来て
気持ちが楽になります。
「始めてよかった」
って思うことがほとんどです。

けれど、ふとしたときに
「自分何してるんだろう」
と思う時が必ず来ます。

当たり前ですよね、
毎日知らない人とキスして抱き合ってお金をもらう。
一般人からしたらあり得ない世界です。
「汚い」「気持ち悪い」なんて思われるのは大前提。
お客様本人から
「気持ちよくなってお金もらえて幸せだね」
「こんな仕事して親御さん悲しむよ？」
と言われることも日常茶飯事。
もっと酷いことを言われることもあります。

こんな時、あなたなら何て返しますか？
「はぁ？」「あんたに何がわかるの？」
心の中はこんな気持ちでいっぱいになると思います。
でも接客業なので言えないんです。
（たまに言い返してトラブルになる子はいます）

笑顔で
「そうだね、nanaka.幸せかもしれない！笑」
「今日もありがとう！めっちゃ会いたかった～！」
等で返すんです。

聞いたことありませんか？
「顔で笑って心で泣いて」っていう言葉。
まさにその通りです。

心を病んで辞めてしまった子もいますし、
そこまでいかなくても休業してしまった子も多いです。

風俗で働くなとは言いません。

オススメはしませんが
事情はそれぞれあるから仕方ない。

ただ・・・。

心を殺す覚悟はありますか？

nanaka.