検査から告知まで【#2乳癌の記録】
乳腺の検査は大きく４つ
乳腺科での検査は４つありました
① 超音波検査
② マンモグラフィー
③ 乳腺針検査
④ MRI
①超音波検査、②マンモグラフィー
この２つは普段の婦人科検診で受けているものと
違いはありません
強いて言うなら
「乳房の左上に異常あり」
だったので、
マンモグラフィーで左を検査するときは
ドキドキでしたね
普段のマンモグラフィーでは
そこまで痛まない方ですが
ものすごく痛むんじゃないか
ギューッッ ってつぶされたら
はじけたり形が変わったりしないのかしら？
とか
「看護師さーん そぉっとお願いします💦
そぉっとで！！」
って内心ヒヤヒヤしてました
そんなわけないんですけどね
技術士さんもとっても優しくて
丁寧に撮影してくれたのでよかったです
③乳腺針生検査
超音波とマンモグラフィーが終わったら
再び診察室で担当の先生の診察です
超音波やマンモグラフィーは画像ですね
画像だけで判断がつかない場合は
細胞診や組織診断となります
私の場合は組織診（＝針生検査）でした
針生検ってもうそれだけで痛そうですよね・・
「宮島さ～ん、じゃあちょっと組織
とらせていただきますね
こちらに横になってくださいね」
言われるがままに診察台の上に横になり
まずは局部麻酔をブスリ・・
これも中々に痛い
麻酔が効いてきたら
超音波で先生が場所を確認しながら
今度は針を刺して組織を取ります
確度を変えながら3ヵ所ほど取ります
ピストルみたいな仕組みになっていて、
組織を取るたびに
「バチン！！」
って結構大きい音がします
そして麻酔してるとはいえ痛い！！
ちょっと怖い方もいらっしゃるかもしれないので
画像とかは載せないでおきますね
気になる方はこちらから詳しい内容がわかります
がんを学ぶ より
この日は針生検してから
年明けのMRI検査を予約して終了
検査結果は年明けに持ち越しです
④MRI検査
年が明けて1月4日にMRI検査です
お正月の三が日は忙しく過ごしたので
あんまり考えずにすみましたね
当日は3時間前から飲食禁止
（コップ1杯くらいのお水はOK）
造影剤を投与して撮影です
同意書にサインして
造影剤投与用の針をセットしたらいざ検査台へ
乳房の撮影はうつ伏せでやります
台にうつ伏せになるとき、
うまいこと乳をセットするのがちょっと大変💦
(バストが豊かな方は割と大変かも）
20分ほどかかるので頭をセットする前に
めちゃめちゃ鼻の頭掻いときました
でも、触れないと思うと痒くなる
あれ、なんでなんでしょうね？
この日は検査だけ
1週間後が運命の告知です
検査結果、告知
さぁ、すべての駒が出揃って結果です
この時点ではもうきっと陽性なんだろうな
って覚悟みたいなものができていたので
淡々と先生の話を聞いていました
むしろ、高校受験を控えた長女のスケジュールと
どう合わせるか
そればっかり考えてました
「陽性ですね。
今のところリンパへの転移はありません。
直径が約8ミリです。
これ以上早く見つけるのはきっと無理
っていうくらい
早期に見つかったと思います。」
という説明を受けた後、
手術日を決めます
事前にしないといけない検査もあり、
1月10日時点の最短で2月20日頃の手術を勧められたのですが、
長女の高校受験本命の日だったので1週間遅らせてもらい
手術日を3月1日にしました
↑
これ、前日の2月28日に入院なのです
次回詳しくお話ししますが、ちょっと面倒なことになります
あーやっぱりかー
病院にいる間は割と事務的というか、
いろんなスケジュールを
うまくはめ込まないといけないので
冷静でいられたんですが
病院を出て帰り道
自転車を走らせながら
陽性かぁ
私、がんなのか
え、ちょっと待ってちょっと待って
仕事、どうすんの？
がんで死ぬのは嫌だな
でも、転移ないし、8ミリだし
取っちゃえば平気だよね
という受け入れ難い気持ちと
あ、アレとアレは捨てておこう
(アレ が何かはご想像にお任せします）
みたいな冷静？な思考が入り混じった
何とも不思議な感覚でした
家の玄関の前で息を大きく吐く
それを合図に気持ちを切り替えて
『子供たちには、
長女の受験が終わるまでは話さない』
って自分で自分に確認してから
家に入りました
夫とは、人間ドックで再検査になった時から
もし陽性だったらどうするか
まず、何よりも子供たちにどう伝えるか
をいっぱい話しました
そして、長女の受験が終わってから
家族全員が揃っているところで話そうね
って決めてたんですが、
いざとなるとつい口走ってしまいそうだったので
玄関前で気合を入れなおした
って感じです
次回は
がんをどうやって受け止めたか
子供たちや会社にどう伝えたか
メンタル面と周りとの調整、それと
入院までの準備アレコレについてお話ししようと思います
入試 突破 はなんと鉢巻！
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？