放射線治療と脱毛準備【#乳癌の記録6】
4月放射線治療16日間
3月に卒業式があったいうことは
当然4月は入学式があるわけですが
放射線治療は連続した16日間でないといけません
長女の入学式は土曜日だったのでよかったのですが
次女の入学式の日は平日
看護師さんに事情を話すと
快く夕方の時間に予約をいれてくれて
(本来は入院患者さんの枠)
入学式後に放射線治療へ向かいました
”連続して照射する”
ことが重要なようです
事前診察&マーク
放射線治療は全16回
毎回寸分たがわず同じところに
照射しないといけません
なので、事前に照射場所をマーキングします
マジックのような油性のインクを使ってますが
消えてしまうといけないので
洗ったり、こすったりはもちろんNG
保湿もできません
治療中に薄くなってしまったら
その都度マークを上書きしてくれます
私は入学式で着物を着た時
摩擦で少し薄くなってしまい
2回ほど上書きしてもらいました
治療時間は
毎回受付などしなくてもよいように
事前に16回(平日5回 ×3週+1日)分予約します
さすがに18:00過ぎはできないので
10:30には終わるように予約をいれてもらいました
これなら往復の時間を含め午前半休で済みます
(片道20分、自転車で通ってました)
16日間、毎日午前半休
普通なら、かなり迷惑なことだと思います
快く仕事を調整してくれた上司には
感謝しかありません
病院についたら放射線治療室に直接行き
受付したらすぐに照射
20分後には会計まで終わります
近隣では最大規模の大学病院ですから
治療時間+会計時間よりも
院内の移動の方が時間かかってました。笑
放射線の照射は2分くらい
痛みは全くありません
2週間(10回)過ぎたあたりから
照射したところの皮膚が
日焼け後のように黒くなってきます
マーキングが消えてしまうといけないので
ほとんど触れないのですが
そぉっと触ってみると
皮膚が固くなっている感じもあります
治療終了後、3~4週間で
日焼け後のように皮が剥けて元の状態に戻ります
治療終了後は保湿しっかり
がおすすめです
放射線治療最終日
いつものように照射後に帰ろうとしたら
「宮島さん、すみません」
と看護師さんから声をかけられました
乳癌が見つかった人間ドック以来
看護師さんに後ろから声をかけられると
心の中では警報が鳴ります
んんっ!これはまた何か良くないお知らせか!?
「すみませんがちょっとこちらへ」
と別室に案内されます
心の警報は最大音です
恐る恐る部屋に入ると
「こちらへどうぞ」
パーティションの後ろにはなんとくす玉
「毎日お疲れ様でした。
これからの治療も頑張ってください」
なんと嬉しいサプライズ
こういう心配り
治療中の身には本当にうれしい
ひとって温かいな
と元気をもらいました
そして化学療法へ
4月中に放射線治療を終えて
5月から化学療法開始です
この時点では、
HER2陽性だった場合の治療計画
化学療法は全18回
(うち、抗がん剤は6回)
の予定でした
GWはしばらくできなくなりそうなこと
どんどんやっておこう!
ということで
旅行にいったり
髪の毛があるうちに会っておきたい友人に会ったり
某アイヌ系お宝争奪漫画
にハマった長女念願のアイヌ鍋を食べたり
治療も小休止して過ごしました
この時、いろいろ楽しんでおいてよかった
化学療法折り返し直前のいま
ホントにそう思います
次回は、化学療法準備について
治療オプションの選択肢と
準備してよかったことをお話ししようと思います
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