あなたの「いま」を書き換える方法

2024年5月5日 13:17

のっけからですが、あなたに質問です。

きっといろいろな答えがあることでしょう。

すべてが思うようにいっているわけではないけど、十分に満足している、とか。まあまあ及第点、70点ぐらいかな、とか。
え～全然うまくいってないよ～（泣）という場合も、ありますね。

さて、では――

ここでいう「現在（いま）のあなた」って、何がもとになって、どうやってできているのでしょう？

この答えは、とても簡単。
これまでにあなたが、考えたり、行動したり、経験したりしてきた、すべてから、です。

つまり【現在＝過去のすべての経験】ということですね。

◆変えられるものはなに？

ではここで、もう一つ質問を。

過去を変えられますか？

答えはもちろん、NOですよね。

すでに起きた事柄、経験の事実そのものは変えられません。
過去とは、経験され確定された時間のことだから。

そして、先ほど書いたように【現在＝過去のすべての経験】なのだから、過去が変えられないとしたら現在も変えられない。
という図式になってしまいそうですが……

でも、安心してください。
もちろんそんなことはありません。

あなたはいまこの瞬間にだって、自分自身を塗り替えることができます。

そのために、どうしましょうか？

まずは、視線の先を過去ではなく、これから向かう未来へと向けることから始めます。

過去を変えようとして「たら・れば」をいくら頭の中で繰り返しても、こぼしたミルクは戻りません。
過去に意識を向ければ向けるほど、逆に、「現在（いま）」の状況を強めてしまうだけです。

あの時ああすればよかった、こうだったら良かったのに‥‥
呪文のようにひたすら繰り返して、不本意な現在に縛られたままで身動きできなくなっている人、いますよね。

そんな呪縛からはさっさと逃げ出しましょう。
視線を前に向けましょう。

「現在（いま）」を変える力は、その原因である「過去」にはありません。
それは、あなたが思い描く「未来」にあります。

なぜなら、「現在（いま）」とは、固定した状況のことではなくて、常に刻一刻と変化し続ける、生きるあなたそのもののことだからです。

「過去」への意識の執着が、生き続ける「現在（いま）」を固定してしまうんです。

生命とは常に変化し続けるもの。
変わり続けるものです。

だから「過去」にこだわるということは生きることを抑えつけてること。
そう言うことも出来ますね。

極端に言えば、生きながらに死んでる状態！
そんなゾンビみたいな生き方、イヤですよね(>_<)

どうしてこうなっちゃったの？
なぜわたしってこうなの？

こういう考え方を「原因主義」と言います。

この時、意識はつねに過去に向いてます。
でも、いくら原因を考えたところで「現在（いま）」が変わることはありません。

ほんとうに「現在（いま）」を変えたいと望むのなら、原因ではなくて
結果（ゴール）に意識を向けましょう。

どうすればできるのかな？
どうなれば嬉しいかな？
本当にほしいものはなに？
そのために、なにができるのかな？

目の前にあるはずの「可能性」を探し続ける。
それが未来へと意識を向けるということです。

昨日過ごした時間が、今日のあなたの元となり、今日これから生きる一日が、明日のあなたを創る。

人生はそうやって、毎日、毎時間、あなたが生きたように創られていきます。

あなたは、どんな明日を創りたいですか？

日々を満たされて生きるために、いま「わたしから始める」ささやかな幸せ活動。

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