地元民がみる京都の食事情
こんにちは、西村公宏です。
継続して何かを書いていくって、結構大変ですね……。
いきなりヘコタレぎみですが、頑張っていきます。
今回は、京都の食文化事情に触れてみます。
最初に個人的感想を簡潔に言いますと、
「金を出せば美味いモンが食える。学生には少し優しい。」
って感じです。
私みたいな金無しサラリーマンから見える食の風景は、砂漠です。
そして、遠くにオアシスが見える。そんな感じ。
具体的に説明していきます。
まずは京都のお金に関する感覚のご説明から。
京都の人間は、端的に言えばドケチだけど見栄っ張りです。
ドケチなのは大阪と一緒。質素倹約が良いとされてます。京都本社の大企業を見渡すと、無借金経営で高利益率の会社が多いところからも、想像できるかと思います。
一方で、外部からドケチだと思われたくない人がたくさん。これは大阪と反対ですね。
大阪人はモノを安く買ったことを自慢する一方で、京都人はモノを高く買ったことを(遠回しに)自慢する気質があるんですよね。
無理せんでえぇのに。
それがなんやねんって言うと、飲食店の思想にこういう影響を与えてるんです。
「えぇもん食いたきゃ金を出せ。」と。
また、京都は観光客という財布の紐が緩んだ人たちがたくさんいるから、高くしても来ちゃうんですよね。
結果、お蕎麦が1,500円なんて値段設定に行き着くわけです。
最近はラーメンの単価もうなぎ登りです。
20年前は500円で美味しいラーメンが食べられたのに。
私は一時期、京都の金融の中心である四条烏丸付近で働いてましたが、ランチで頻繁に通いたくなる店があまりに少なくて、結局よく行ったのは、マクドナルド吉野家すき家。
この点、大阪はランチで食べるところが多くて、本当に羨ましい。
ただ。
一部例外があります。
それが、学生向け飲食店の存在です。
京都は政令指定都市の中で群を抜いて大学生の割合が多い街です。
その割合は約10%。
同志社や京大のある京都の北の方は特に学生が多いです。
そうなると発展するのが学生向け飲食店。
安くて多くて味そこそこのお店が大学近くには結構あります。
私がバイトしてたカレー屋さんもそんなお店。
これで550円。
○○イチだったら、倍はするでしょうね。
こういった、ユニークなお店がちらほらあるのも学生向け飲食店の特長です。
ほか、京都は何気にラーメン屋の多い地域なのですが、特に店舗が集中している一乗寺界隈は、学生向けワンルームマンションが多く建つ地域です。
京都のラーメン文化は多数の学生に支えられていると言っても過言じゃないでしょう。
あと、餃子の王将も京都が本店です。
ここは学生ターゲットで商売して規模を大きくしたわけでも無さそうなので、意味合いは違いますが、庶民食も無くはない感じです。
私の考える京都の食文化をざっと説明すると、以上の通りです。
おそらく、観光客のみる風景とは全然違うと思います。
地元民は観光客向けの店には行かないですからね。
観光で来ていただいている人たちにお伝えしたいことは、
京都で美味しいものが食べたいならば、お金をたくさん準備してきてね。ってことです。
それが嫌ならば、学生に行くことをオススメします。
最後に、街中にある個人的オススメの飲食店を紹介します。
3つご紹介。
英太朗
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260201/26000439/
四条烏丸近くにあるうどん屋さん。
ラーメンもどんぶりも美味しい!
とくら 京都三条店
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260202/26031131/
西京区に本店のあるハンバーグ屋さん。
最近、ここにできました。ここのハンバーグは絶品!
びすとろ希味
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260202/26031131/
路地にある、看板の出してない料理店です。
多種多様な創作料理をおまかせで出してくれます。
比較的リーズナブルです。
ここに行かれる場合は事前予約をお願いします。
こんな感じかな。
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