ウクライナ情勢: キエフで行われる外交交渉の日程について。

ウクライナの大統領報道官ニキフォロフ氏が1月31日に会見を行い、2月3日にトルコ・エルドアン大統領が予定通りキエフを訪問し、ゼレンスキー大統領と会談を行うとの発表がありました。エルドアン大統領は、ウクライナとロシアの間の仲介を行う動きを見せています。

複数のメディアが、ゼレンスキー大統領の2月4日北京オリンピック開会式典への参加及びその機会を利用したロシア・プーチン大統領との首脳会談の可能性を報道していましたが、ニキフォロフ氏によるとゼレンスキー大統領の北京訪問は取りやめとなった模様です。

これとは別に、複数の国の首脳が2月1日にキエフを訪れゼレンスキー大統領と会談する日程が組まれており、オランダ・ルッテ首相、ポーランド・モラヴィエツキ首相、イギリス・ジョンソン首相、の訪キエフが予定されています。

また、週明けの2月7日〜8日の日程でフランスとドイツの外相がキエフ入りし、先日パリで開始したノルマンディーフォーマットに基づく東ウクライナ紛争地域正常化のプロセスに関する協議が行われる見通しです。

(Text written by Kimihiko Adachi)

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