3歳のときに奇跡を体験した話
私が3歳のとき、ダンプトラックにひかれたことがある。
母が買い物の準備をしていて、庭に自転車を出していたときだった。
私は家の道路の向かい側の電線に凧が引っかかって風でなびいているのを見つけ、それを近くで見ようと道路の向う側に行くために、そこを渡った。しばらく、その凧を見ていたら、私の家の隣に住んでいる私より2つ上のお姉ちゃんが、自宅のベランダから私を呼んだ。
「きみえちゃーん、こっちにおいでよ~!」
私は、すぐにその声がする方へ行くために道路を渡ろうとした。
大きなダンプトラックが近づいてきていることに気づかず、道路に飛び出してしまったのだ。
ものすごい音がして、それからどうなったのかは覚えていない。
すぐに病院に運ばれて検査した結果、命に別状なしだったよう。
レントゲンをとっても異常はなくて、ただ、肩が泥で汚れていたくらいだったという。おかげさまで、私は今も生きている。
占い師になって、私の運勢をみると、たしかに生まれてから「3年以内に天国と地獄を味わう」とでていた。
あれが、そーゆーことかなと思った。
普通だったら、死んでいてもおかしくない状況だったのに、なんとなく目に見えない存在に守られていると感じた出来事だった。