同じようなことを繰り返して変われないのは、無意識のゴール設定を変更していないから。うまくいっていた初期の設定を手放すと変わります。
ゴール設定通り、やっぱりシステム通りなんだなと、何かあるたびに、
深くうなずいてしまう
心理的ホメオスタシスプロデュース講師 宮田です。
ゴール設定がすべて
「ゴール設定していますか?」
ゴール設定の大切さを知っている人は、「叶えたい夢、達成したいことがあって、それに向かって常にゴールを意識しています。」って、すぐに自分の夢やどうなりたいかが言えるんですよね。
それは大きなことである必要はないですし、ことの大小や良い悪いなどは全く関係ないのですが、意識できているのとできていないのでは雲泥の差がでてきます。
でも、ゴールとかいちいち考えていない、意識せずに過ごしている人が多いですよね。
実は意識はしていなくても、全員がゴールを設定して暮らしているんです。
もし無目的に何も考えずに生きているとしたら、それは「無目的に何も考えずに生きる」ゴールを設定しているし、意識していなくても無意識ではゴールを設定していて、脳はゴールを達成するための情報、手段を探してきます。
そういうシステムです。
例えば、今日のランチは何食べようって、たまには中華が食べたいなってゴール設定した途端、「あそこに美味しい中華ができたって言ってた」検索したら、意外と中華の美味しい店があるみたいな事ってありますよね。
ゴールを設定するまでは意識に登っていなくても、ゴール設定したら脳が情報を拾ってくる感じ。
カーナビに目的地を設定するみたいなものです。
目的地を設定したら道から逸れたとしても、軌道修正してお知らせしてくれますから、目的地を設定せずに走り出すより、目的地に到着する確率は上がります。
だからゴール設定は大事だし、脳の仕組みを知ってちゃんと使った方が絶対に良くないですか。
知った上で現実を振り返って見ていると本当に面白い。
でも、面白いとか言っていられるのは、自分の目の前にすぐに解決しないといけない問題が起こっていないから。
「これは危ない!どうにかしなければ危険だ!」って事が我が身に起こると、脳内でアラートがガンガン鳴って、そんなことぶっ飛んでしまいます。
それで普段だったら絶対にやらないことをやっちゃった経験、きっとありますよね。
システムを正しく理解する
同じようなことを繰り返して変われない原因の一つが、無意識のゴール設定に気づく事ができないから。
そもそも無意識なんだから気付きようもありません。
だから、みんなが人の脳の仕組み、認知の仕組み、心の仕組みを正しく理解して、無意識のゴール設定に気づけるようになって、夢を叶えていけるようになると良いなと思っています。
無意識のゴール設定を知ったとしても、叶えたい事がなければ意味がありませんから。
叶えたいこと、手に入れたいものが意識できるならそれはゴールに設定できますよね。
でも、設定しているはずなのに、頑張ってるし、行動もしているのに欲しいものが手に入らない時は無意識のゴール設定をみると良いです。
でも、無意識だから気づけない、だから他人の脳を借りるんです。
周りは大概気づいています。おかしなことになってるなってことに。
周りから見るとおかしなことをやっていても、本人だけが気づいていないのも、ゴール以外をスコトーマ(見えないようにする)脳の仕組みがあるから、本人だけが気づかないんですよね。
それが分かっている人は、他人の意見を聞くし、言われたことが自分が理解できなかったとしても、やってみるんですよね。
他人に意見を求めても、言われたことをやらない、自分で判断しているのは本当に脳の仕組みがわかっていないからということになります。
今起こっている現象から客観的にみる、感情を切り離し、システムから判断する。
感情を切り離すこれがなかなか難しいんですけど、訓練というか、仕組みが染み込んでくると、できるようになってきますから大丈夫、大丈夫。
理解できるのと、できるようになるのはタイムラグがあります。
テニスとかスポーツも理論が分かっていても、すぐに打てるようにならないし、打てるようになっても練習しないと上手にできるようにならないのと同じなんですよね。
でも、こういうのって分かったらできるみたいに勘違いしがち。
それもダンニングクルーガー効果だから、って分かっていれば良いだけの話。
うまくいっていた初期の設定を手放す
遺伝子を残す事が、人間というか、生物が最優先にしていること。
だから、生存確率が上がることを無意識は最優先にしている。
この仕組みは絶対なので、そこから考えてみる。
子どもの頃は、自分1人では生き延びる事が難しいですから、親の愛情というか手をかけてもらうことで生存確率をあげています。
そして、兄弟姉妹がいれば、それはライバルになります。
全員を助ける事が難しい、そんないざという時に一番最初に手を引っ張ってもらわなければ死んでしますみたいな時、どんな手段を使うかって人それぞれ違います。
親に何かをしてもらう時、欲しいものを手に入れるときに、どんな方法を使っていましたか?
泣き落とし、駄々をこねるっていう人もいれば、親なんて当てにしない、自分でやるからって人もいますよね。
子どもの頃にうまくいった方法を形を変えて今もやっていたりします。
うまくいった方法って、やり続けてしまうのだけど、それをやり続けているから、本当に欲しいものが手に入らないってことに気づいていなかったりします。
他に方法を知らないと、欲しいものを手に入れるまで同じ方法をやり続けたりすすのですけど、大人になったら、場や役割が変わったら、今までのやり方がマイナスに働くんですよね。
でもそれは、自分の感情に反する事だからやりたくないことの方が多い。
新しい方法って体験しないと良さも分からない。
そもそもそんな方法があることすら分からなかったりする。
だから、他人の脳を借りましょう、言われた通りに意味が分からなくても、自分の感情に反していてもやりましょうってなるのだけど、意味やメリットがわからないことってやりたくない、やらないで他の方法を探そうとするよね。
でも体験したことがないことの意味は分からない、やったらわかる。
今までの方法をやめないと欲しいものは手に入らない、だからやってみる事が大事。
脳の仕組み上そうなんだって、やってみたら良いんですけどね。
小学校で上手く行っていたやり方って、高校では使わない。
学生の時のやり方は、会社では通用しない。
そんな感じ。
そして、新しい方法で欲しいものを手に入れられることを知ると、前の方法を選ばなくなるから、同じことを繰り返す事がなくなってきて、確実に変わります。
ゴール設定してみよう
ゴール設定が全てで本当に大事なのだけど、ゴール設定ってすごい事、大きなことを掲げなきゃいけないと思っている人も本当に多い。
ゴール設定で大事なのは、ことの大小ではないんですよね。
大切なのはゴールを決めることです。
「〇〇すると決めた」
〇〇に何を入れますか?
まずは、小さな事でやってみてください。
ゴールを決めるとベストなものが現れる
ゴールを決めると、脳がゴールに連れていくベストなものを見つけ出します。
今、目の前に現れているものを取る。
自分の感情に従わずに、仕組みに従ってみる。
目の前に現れたものを後回しにせず、すぐに掴めるかどうかもゴール設定です。
チャンスの神様は前髪しかないって聞いたことありっますよね。
今まで掴めなかったチャンスに気づいていますか?
チャンスだったことにも気づいていない事が多いです。
ゴール設定がすべてだから。
ご案内
仕組みを知って、自分の初期の設定を知る、無意識のゴール設定を変更して、叶えたい夢を叶える脳を育てる。
自分らしく幸せになっていく心理的ホメオスタシスプロデュースをしています。
同じようなことを繰り返して変われないループから脱出する。
人生の初期設定、自分のパターン、カタチを知る講座をします。
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