結婚10年目の待望の出産
店舗拡大
事業を始めてから、たくさんの方々のご支援を頂いて、全て順調な展開で、少しづつスタッフも増やしていきました。
2年後には早良区に1店舗、4年後には東区にも1店舗増やして南区の本店と3店舗の運営、そしてダイビング専門の旅行代理店と最盛期は4店舗を運営していた時もありました。
ダイビング業界の、ある指導団体のライセンスカードの発行枚数、九州で1番の実績を達成!!
お仕事は、とても順調にいっていました。
悲しみからの脱却
仕事は順調にいっていたものの
開業してから3年目の冬に、私たちが待ち望んでいた懐妊をしましたが、残念な事に8周目で流産してしまいました。
当時は、未だ私たち夫婦とスタッフ2名の4名だった時期で、私が抜けてしまうと、とても仕事が回せない状況でもあったため、そのタイミングでの出産は困難な時期でもありました。
しかし、結婚して既に9年目に入って、ようやく懐妊したので、悲しみに明け暮れ、しばらくの間、やり場のない悲しみに、ただただ泣き続けていました。
そのような時、産婦人科の先生からの一言で、とても心が救われたのを今でも覚えています。
「この度は、とても残念でしたね、でも、これは誰のせいでもないのです。
今回は、お母さんも赤ちゃんも出産のタイミングではなかっただけの事だと思います。懐妊出来たという事が分かっただけでも素晴らしい事です。
これからに期待しながら準備をしていきましょう。」
先生からの、この言葉掛けで私は新たな希望を見出す事ができました。
それから私が居なくても困らないように、スタッフを増員して準備を進めていきました。
そうしたら、ちょうど1年後に再び懐妊したのです!!
今度こそ、タイミングが来た!!と夫婦で大喜びしました。
結婚10年目で長男を授かりました。
当時、私は28歳。
長男が2歳になるまで自宅で育児をし、その後は保育園に預けて職場復帰をしました。
その後、2000年ミレニアムベイビーとして次男が誕生。
愛すべき私たちの息子たちです。
伯母との同居~新築マンション購入
自宅では、義母と同居していましたが、義母のお姉さんが急遽一緒に住む事になり(体調を悪くして一人暮らしをしていたため)私たちの長男が生まれる直前に義母から、その相談があった時は、愕然としました。
私も初めての出産で不安を抱えながらでしたが、命に係わる事なので受入れざるを得ない状況。
結局、長男が生まれて4ヶ月の時に伯母が千葉県から引越しして来ました。
伯母は、結婚経験はあったものの、子供がいなかったため、長男が泣いていると機嫌が悪くなり、もろに態度に表れるタイプで、その事で何度も義母と伯母が喧嘩になり、私はいつも間に挟まれてオロオロしていました。
赤ちゃんは泣くのが仕事くらいに思ってはいても、いつも氣になり抱っこして外に連れ出したりして神経が、いつもピリピリしていました。
もう限界。。と思い、主人に相談したら
ちょうど、私たちの経営していた本社店舗の隣にマンションが建設中で、その広告チラシを主人が持って来ていました。
ちょっと高級マンションでは、ありましたが、そこに義母と伯母に住んでもらって私たち家族が実家で住む方が良いのではないかと夫婦で話し合い、主人と一緒に義母と伯母に話をしました。
初めは、そんなに良い話がある訳がない、と言って義母は素直に受け入れてくれませんでしたが、私たちが購入して管理費も全て支払うので大丈夫です!と何度も話をして、ようやく承諾してもらう事が出来ました。
私たちが古い家に住んで、義母と伯母さんに新築マンションで快適な生活をしてもらう事が出来て、お互いに円満に良い距離感で生活が出来るようになり安堵しました。
義母も伯母も車の免許を持っていなかったので、駅まで徒歩5分、バス停は目の前と交通にとても便利なマンション生活は、とても快適で、毎日トレーニングジムに通ったり買い物に行ったりと老後の生活を楽しんでいました。
何かあった時は、隣のオフィスから直ぐに行けるので安心でした。
いろいろな展開がありましたが、家族全員ケガも病氣もなく健康で本当に有難かったです。
懐かしい思い出ですね。
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