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Endless Monday 感想
年明けに遊んだ「Endless Monday:Dreams and Deadlines」がとても良かったです。
以下ネタバレ含みます。
シンプルなテキストアドベンチャー + α といった感じのゲームで、エンディング回収もしやすかったです。
1周目はバッドエンドでした。
ガイドも親切なので、素直にプレイしていれば普通にグッドエンドいけそうな作りでした。
To Doリストに従おう。
このゲームの魅力について…まずはキャラクターデザインやグラフィックでしょうか。
キャラクターみんな可愛らしくて良い。
こういう…ドット絵とは違うんだけど、ピクセル数少なめ…みたいなアートスタイルはなんて呼べばいいんでしょうか。
「ファミレスを享受せよ」とか近いと思います。
背景のラフな感じとか含めて。
音楽も良かったです。
リラックス出来る感じもありつつ、夜ひとりでオフィスにいる寂しさというか、心細さみたいな雰囲気も感じました。
いつもならサントラのリンクとか記事に貼るのですが、とある楽曲がネタバレ的…というか、絶対ゲーム内で初見で聴くのがいいと思うので今回は貼りません。
ストーリーも好きです。
主人公のペニーは愛すべきキャラクター。
ダメなところも全部共感出来るし、それでも頑張る姿に心掴まれる。
意外な展開が多かったのも印象的でした。
キャラクター設定も相まって、かなり現実的な…現代の社会人の悲哀を描く、みたいな作品かなと思ってた。
もちろんそういう側面もあるストーリーなんだけど…想像よりももっとぶっ飛んでました。
終盤のAIアートに関する風刺も印象的でした。
ペニーがループまで体験して、やっとの思いで仕上げたイラストを踏みにじるようなzinebotの自動生成…。
自分が抱いていたAIアートへの不気味な印象とか、なんとなく嫌だな、みたいな気持ちが見事にシーン化されていて腑に落ちる感じがしました。
それに対して、クリエイターの制作過程…ペニーの場合はインスピレーションを得るまでの過程ですが、完成に至るまでの悲喜がユーモラスに描かれていたのが印象的でした。
普通はあんなにぶっ飛んでないと思う。
自分の内面世界も、他者との関わりも、両方尊いものとして描かれていたのも良かった。
結局他者との関わり無しでは生きていけないよ、みたいな作品が多い中で、タイガーちゃんのような創作物が…インナーワールドから生まれた存在がフィーチャーされていたのは良かったです。
もちろん他のキャラクターも良かった。
みんな良いヤツだけど、誰もが完全にはペニーと噛み合ってない感じも好き。
そんな「Endless Monday:Dreams and Deadlines」ですが、2025年中のストーリーアップデートが予定されているとのことで、とても楽しみ。
実装もかなり近そうな感じ。
本編の内容を忘れない内にプレイ出来そうで何より。
制作者のSNSもチェック。
個人的にタイムリーなジルのイラスト!
Megumi Yakushiji's Famous Air Fried Hemborger
— hcnone | Endless Monday (@hcnone.bsky.social) 2025-01-20T01:19:54.803Z
十三騎兵の薬師寺(とエアフライヤー)!