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あの日、たしかに君といた。

今流行りのドライフラワー。
頭の中であの歌が流れる。

あの歌が流れると、なんだか過去を思い出してしまう。隣でそれを口ずさむのは大好きな彼なのに。

思い出して せつなくなって
隣にいる彼を見て 申し訳なく思えて

それをごまかすように私もその歌を口ずさむ

そんな私を見て彼は何を思っているのだろう。
考えているのだろう。むしろまず、気づいているのだろうか。

ただ言えることは、
私はあなたが好きで
あなたもきっと私が好きということ。

それだけでまた明日も生きていける。
わたしにとってあなたはそれだけ大きい存在である。

けど、もう一つ言えること。

あの日、たしかに君といた。
あの頃の自分と顔を見合わて微笑む。

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