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自分を良く見せようとすること

こんにちは。あおです。

私は、自分をよく見せようとしているんだなあ、と気付いた出来事。

先日、職場で年末調整をするのに、スマホからサイトにログインして必要事項を入力するよう言われました。

給与明細を確認したりもできるサイトで、入社したときにパスワードを設定したことはなんとなく覚えていたのですが、パスワードがわからなかったため、結果的に社員の方に迷惑をかけることになってしまいました。

やっちまったなあという気持ちと、とても申し訳ない気持ちが湧きました。
店長の時間を奪っちゃったなあと。
同時に、「こいつダメやん」と思われているんだろうなと思い、どこか嫌だなあという感情がありました。

「本当はこうじゃないのに」と言い訳したいような気持ちもある。
でも、だらしない自分が本当の自分だし、いい加減なところも沢山あるから、そのいい加減でだらしない自分だと思われないようにしたいということが、今回このことで明確になりました。

思われたくないけど、すでに思われている。
そう考えたときに、これをどう捉えていけば自分を楽にできるのか考えてみました。


人が自分をどう見ているのか


人が自分のことをどう見ていようが、どう見られているかということと私の価値は全く関係ない。誰かにどう思われていたからといって、その人が思っているようなところが、私とイコールではない。

その人が思う私と、また別の人が思う私は違っていて、私が思う私も違っている。

ちょっとパスワード忘れただけで、人格が全部わかるわけではないし、その1点だけをみて、勝手に色々なことを想像し、変なふうに思われるなら、それでいいんじゃないかという結論になりました。

表面の一瞬の姿や行動によって出た結果、その一つの出来事だけで人の価値は決まらないし、1人の人のひとつの側面、一部分でしかないのだ。
私にも相手にも、いい部分もあるし悪いといわれるような部分もある。

だらしない部分もあるし、真面目でしっかりしている部分もある。
こだわる部分とどうでもいい部分。
大切にしたい部分とどうでもいい部分。
管理の仕方、掃除の仕方、人との接し方、育ち方もあるし、その人自身の特性もある。

その時々のたった1つの部分だけを切り取って人を判断するのなら、その判断する人が偏っているということ。

色んな人の目に惑わされて、人の目を怖がって、自分のひとつひとつを恥じることはないんだ。

そんなふうに至りました。


もちろんパスワード忘れたこと、どこかにメモしたかどうかも忘れたこと、それは反省します。
でも、自分を責めることはないし、恥じることもないのだ。
やらかした自分が偉そうに語ることではないかもしれないけれど、
だめなやつだと見られる恐れなんて抱かなくていい。


自分を完璧な理想の自分に仕立て上げなくていいんだ。
仕立てあげようとするから苦しくなるし息切れをする。
自分ではない姿をみせようとするから肩が凝り、身体がガチガチに固まるのだ。

人は色めがねをかけている


ダメなやつだと見る人は、何をやってもダメなやつだと見るだろう。
1度そう思ったら、そういう目でみてくるだろう。
色めがねをかけて見ているかのように。

黒みがかっためがねをかけていれば、みんな黒く見える。
白い息を吐こうが、黒い息を吐こうが、みんな黒に見えるんだ。

だから、自分はめがねはかけないでおけばいい。
めがねをかけていないイメージをする。
裸のままの心の目で、相手をみたらいい。

きっと、相手が黒いめがねをかけているということにも気付くだろう。
青いめがねをかけていることにも気付けるかもしれないのだ

人はひとりひとり、心の色のメガネをかけている
その色をできる限り薄くして、周りを眺めたらいいんだと思う。

人はめがねをかけているということを頭におきながら
人にどう思われるかを気にするのではなく、
自分が裸の心で、透明なめがねをかけて、世界を見られたらと思う。

めがねを外して見る世界


見たい色で、人は人をみる。
相手をそのまま眺められたとき、そこにあるのは相手に対する尊重だ。
まっさらな目で、人を見てたたえ合えたら、自分をよく見せようなんてことはもうしなくなるのではないだろうか。

今どんな色のメガネをかけていようと、自分がめがねを外したらいい。
誰かのイメージが自分ではない。
誰かのイメージ通り生きなくていい。
人の目ばかりみていると、人の目がみるような自分になっていくこともある。

ぜんぶの色眼鏡をすてて、自分の無限の色を堂々と彩ればいい。
無限の色で生きればいい。
どっしりと立っていればいい。

誰かに評価されなくても、認めてもらえなくても、誰かに褒めてもらわなくても、自分で自分がすばらしいと思えればいい。

誰かが自分のことをどう思っていたっていいんだよ。
自分さえ自分のことを評価し愛してさえいれば。

ダメなやつだと思われようが、遅いと思われようが、
邪魔だと思われようが、思いたいやつには思わせておけばいい。

私には私のペースがある。
ペースを乱すと混乱するから。人に合わせて、人の空気を読んでその人のペースに合わせなくていいのだ。
人に影響されない自分でいる。
めがねを外して
堂々とした自分で、自分のやることをただやればいい。

まとめ

自分をよく見せようとなんてしなくていい
人は色メガネをかけているから、何をしても悪く思う人はいる
だから、自分からめがねを外し、まっさらな心の目で周りを見渡そう
自分で自分を無条件に愛し認められるなら、人にどう思われていてもいい状態になる
「人が自分をどう思っていてもいい」そんなふうに思えたら、自分の成長をたたえよう

ドジでのろまでいい加減なわたしだけど、そんな自分を愛している。

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