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悲しむ暇なんてありゃしない②

葬儀は家族葬にしようと決めた
いやいや、本当に何も考えてなかったから
ただ、夫が生前言ってたのは
「もし自分が死んだら葬儀では
SEKAINOOWARIの曲を流してほしい」

亡くなる前の数か月はテレビも見れなくて
ただずっとセカオワの曲を聴いてたもんね。

もう10年位前から家族みんなで大好きで
LIVEも家族みんなで行ってたし
お出かけの車中もいつもセカオワだったから
とにかく、式にセカオワを流す!は決めてた

葬儀社の方との打ち合わせで
宗教は?→特にこだわりはありません
(義父の出身は遠方で、そちらはお寺があるけど
 両親はこだわらなくていいとのスタンス)
葬儀のみでお寺に頼むことはできるけど
その後のお付き合いが発生する可能性ありと言われ
そのことで戸惑っていると、
「最近は無宗教でお式をされる方も多いですよ。
何か個人の好きなことをされたり、希望の曲をかけたり・・・」
それだ!!
家族一致で「無宗教」に即決です。

遺影は登山の時の山頂の記念写真から
祭壇には夫が好きだったキャンプ道具をたくさん飾って
待ち時間にはセカオワを流して
キャンプで着ていた服を着せてあげました。

通夜は「黙祷」に始まり、
一番思い入れのある「スターライト・パレード」をみんなで聴いて
参列者も一人一人お別れする時間として「お焼香」
喪主(私)あいさつ・・・

家族葬とはいえ、趣味の仲間や職場の仲間など
たくさんの人がお別れに集まってくれて
45歳という、あまりにも早すぎるお別れに
みんなが悲しんでくれてました。。。

その後も絶え間なくお別れに来てくださり
ようやく一息つけたのが日付が変わる手前

ほんと、悲しんでる暇なんてありませんよね・・・



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