医者の格差社会
こんにちは
今日は現代社会のキーワードとも言える「格差社会」について医者の世界にもあることをお伝えする。
医者の世界での格差といえば、真っ先に思いつくのが私立医学部出身者と国立医学部出身者の格差である。
サラリーマンになり同じ会社に勤務した場合、皆さんは「どこ(大学)出身ですか」と質問するのだろうか。会社に勤務したことがないから、わからない。
医者の世界では卒年と卒業大学を聞くのは普通である。
そこで私立と国立(県立や市立も含む)出身なのかまず確認する。
その二つには大きな格差があり、そこをまず確認し、違う場合はお互いそれ以上踏み込まない空気が生まれる。
面白いのは、「お互いに」そう思うという点である。
ちなみに、私は国立医学部の出身である。
私立と国立出身では、全てが違う。
生まれ、育ち、金銭感覚、身につけているもの、車、家、子供の頃していた習い事、家庭があれば子供の教育や習い事や子供の学校、独身なら交際相手の選び方、つまり全てである。
だから、仕事は一緒にしていて表面的にはもめることなく過ごすが、お互いにお互いを脅威に感じ、バリアを貼り、一定距離以上近づきたくない、近づかない方がいいと皆思っている、と私は思っていた。
今でも少し、そう思っているが、大人になり、経験も積み、個人的に仲のいい私立出身の女医友達はいるし、別に出身大学が全てを決めるわけではないと、頭ではわかっているが、心では今でも少しバリアを張っているかもしれない。嫉妬なのかも、しれない。
人生一度きり!LET'S エン女医!!!
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