【鬼滅の刃】🌻OJT🌻の基本は「方向性・要点」を伝えてやらせてみて「フィードバック」のときに具体的にアドバイスする
【OJT、指導する人間の悩み】💦
新人教育は悩みの種になりやすいですよね。なかなか思った通りに仕事を進めてくれない、成長してくれない。。。⤵🐟
こういったことは社会人だけでなく、学生だって、主婦(夫)だって、人に何かを教えなければならない役割を担ったときについて回る悩みかもしれません🐟
でも、人の教え方なんて学校では習いません🐸。ですから、知らず知らずに、これまで自分が受けた教育や自分が知っている人の教え方を参考にして、なんとなく手探りでしている方が多いと思います。
【具体的な指示ばかり、抽象的な指示ばかりでは】
どこまで指示すれば良いんだろう。教える人にとってこの悩みは多いと思います🐸。
あるアンケートでは、上司に感じるストレスの第1位は「指示が曖昧」なことなんだそうです。🐟
https://at-jinji.jp/blog/5841/
ならば、人に仕事を教えるときは、システムのプログラミングのように一挙手一投足を指示する、細かい指示をすればするほど良いのでしょうか。人間なんだからある程度考えて行動してくれないと、、、そんな葛藤もあると思います。
実際、職場を想像して考えてみると確かに何でも具体的に指示していたら、こちらの仕事が進みませんし、指示をもらわないと何も動けない社会人を作り上げてしまうかもしれません。とはいっても、、、上記アンケートの通り抽象的な指示ばかりでは人は動けませんし。ではどうしたら、、、
【こうすればちょうどいい】
抽象的な指導と具体的な指導を混ぜ合わせたよい指導の例が鬼滅の刃に出てきます。
岩柱の悲鳴嶼行冥が隊士に指導するシーンです。
訓練の目的と方向性をまず教えていますね。
その後、実際に修行をさせます。
滝に打たれる修行
丸太を担ぐ修行
を教え最後に
岩を押す修行🐟
と続きますが、、、
なかなか成果が出せずに、岩を動かせません🐮
そこでたまたま通りがかった仲間の不死川玄弥(岩を動かせる)が現状を聞いてきます。
見て盗む=よく見て取り入れなければならないコツがあること、また具体的な手法を教えてくれます。
その結果
炭治郎は岩を動かすことができるようになりました。
実はこのステップの教え方が、抽象的な指導と具体的な指導の間のほどよいやり方なのです。
書籍「対話型OJT」🐮(関根雅泰、林博之 著 日本能率教会マネジメントセンター)によれば、
基本的な方向性や要点を指導したうえで、行わせ、その間にフィードバックの機会を設けてそのフィードバックの中で具体的な指示を出すのが良いとしています。
鬼滅の刃のシーンに当てはめますと、
岩柱の悲鳴嶼行冥が訓練の目的や訓練の項目を教えて(基本的な方向性や要点を指導)実際にやってみる🐸
↓
3つの訓練のうちできない課題について不死川玄弥がフィードバックを受けて具体的なやり方を指導する(フィードバックの中で具体的な指示を出す)
この組み合わせです。
【まとめ】
学校の先生でも、学生が初めて学ぶテーマについて、原則論の説明もほどほどに例外や重箱の隅をつつくような論点まで初めから細かく教える人は、かえってそのテーマについて学生に難しい印象を与えて苦手意識をもたせてしまうことがあると思います。
では、どこまで細かく教えるのか。どこまで教えるのがちょうどよいのか。
今回お伝えするのは、『本人からのフィードバックを受けるときに具体的に指示を出せばそれが自ずとちょうどよいラインになる』ということです。
部下、後輩の指導の現場に当てはめるとしましたら、
①仕事の目的、方向性を教えるてやらせてみる。(書かせてみる。行かせてみる。操作させてみる。話させてみる)
②(その後、放任せず)業務の途中、終わり、一日の最後に上司、先輩として現状はどうか、難しいところはないかなどを聞いて、フィードバックをうけ具体的な指示を出してあげる
こういうことが一例になると思います。
方向性とフィードバックの組み合わせを皆様も是非試して頂ければと思います。
皆様の部下や後輩が、炭治郎のようにいろんなものを吸収し、成長されることを願っております。
【最後に】
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