EDHのデッキをゼロからつくってみる(中編)
下記記事の続きです。前編未読の方は以下のリンクからどうぞ
前後編にしようと思っていましたが長くなったので中編・後編に分化しました
いうて伝説のクリーチャー多すぎてデッキを組むとっかかりも分からんという場合に最適なサイトがあるので紹介します。
EDHRECを使って統率者を探す
ご存じの方も多いと思いますが、EDHRECという海外のサイトがあります。
サイト内は英語ですが統率者を探すだけなら文を読む必要はなく単語を追えれば活用することが出来ます。ユーザ登録なども必要ありません。
サイトの右上(スマホなど縦長画面の場合は左上)にメニューがあります。
統率者を探す場合は真ん中3つのうちいずれかを使用します。
各ページの詳細は以下の通りです。
Commanders
Top Commanders:集計期間内に構築されたデッキの数が多い順
Backgrounds:背景選択/背景をもつ統率者のデッキの数多い順
Partners:共闘、コンパニオンもちでデッキの数多い順
Mono:単色+無色の統率者デッキの数多い順
2+ Color:各色ごとの統率者デッキの数多い順
Top Commandersは4マナアトラクサが不動の1位、月間と週間は最新セットのものが上位に来るのであんまりアテにならないです。
BackgroundsとPartnersはカードプールが狭いため、色ごとの人気統率者を眺めたい場合にMono以下を利用するのが基本です。
Sets
最新のカードセットから降順で各セットに収録されている統率者を調べられます。
新しいセットの統率者を使ったデッキを調べたい場合に便利です。
Themes
Companions:相棒を使用しているデッキ多い順
Themes:ランプなど戦術ごとにどんな統率者が人気か調べられる
Typal:ドラゴンやソンビなど種族デッキが調べられる
Companionsは実質縛りプレイなので、Lv5以上のデッキを組む場合だと《夢の巣のルールス/Lurrus of the Dream-Den》を相棒にしたデッキを調べるくらいしか使わないと思います。
《孤児護り、カヒーラ/Kaheera, the Orphanguard》は種族デッキで調べても大して変わりません。
ThemesとTypalはそのままです。
各統率者ページの中身
適当な統率者をクリックすると以下のような画面が出てきます。
簡単に左側の説明
カード画像
海外大手通販のシングル価格(画像の下の$)
EDHREC内に登録されているデッキ数と割合
過去2年間に組まれたデッキの中で何番目に多いか(画像は325位)
次に右側…ではなく下にスクロールしてみます
このような感じで採用率の高いカードをタイプ別に確認できます
あとはリストとにらめっこしつつテンプレートに落とし込めばプロトタイプのデッキが出来上がるわけですが、もうちょっとだけ話が続きます。
適当な「THEMES」と「Average Deck」を選択します。すると
このようなサンプルデッキを出力してくれます。
このデッキは登録デッキの中から「その統率者かつ選ばれたテーマで組まれたデッキ」から「採用率の高いカードをマナカーブがいい感じになるように抽出している」ので叩き台として申し分無い出来になっています。
が、問題が無いわけではありません。
私的にはデッキ内のマナアベレージが重めな割にマナソースはあんまり多くない事が気になります。
余談ですがBUDGETの「$」を選択すると安いカードを使って組んでくれます
更に、Export▶Plaintextを選んで
晴れる屋のデッキ構築機能にインポート(ペースト)すると
出力されたサンプルデッキを丸ごと晴れる屋で購入できます。
デッキの手直しもそのまま出来るので便利です。(ダイマ)
ペーストの際に稀にエラーが出ますが大体分割カードのせいなので一旦削除するなどしましょう
中編は以上です。後編ではEDHRECとにらめっこしながらテンプレートを埋めて低予算(一万円くらい)でLv5~6帯のデッキを作成します。
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