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七夕 言い過ぎた文月

7月を文月と言います。なぜ文月と言うかには諸説ありますが、一つに、七夕に歌を書くという習慣から「文」が入っているというものがあります。

自分が思ったことを感じたことを文字で伝えられることは素敵なことです。だから、子どもに「文字を書けるようになるといいよ」と言いました。

言い過ぎたのでしょうか。

子どもが書いた短冊を見ると「ひらがながかけるようになる」と。

なんだか現実的な願いが書かれているのを見て、親として心が痛みました。

昔は書道や文芸の上達を祈っていたといえども、子どもには、「将来、〜になりたい」とか「もっと、〜をしたい」など、もっと夢のあることを短冊に書いてほしいと思います。ちょっとした声掛けが子どもの心を追い詰めているのかもしれない…と反省した七月七日の夕べでした。

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