気ままに歴史探検隊
今回は黒猫のポーがご案内するんだニャ。 土井ヶ浜といえば九州・山口の人は、海水浴!ってなるニャ。ここは響灘に面していてドライブにも最高!お魚も最高!カフェもあるぜ!な観光地なんだニャ。 そんな所に明らかに縄文人とは異なる人骨が大量に発見されたニャ。砂丘の貝殻の石灰成分のおかげで、かなり保存状態が良好なんだニャ。発見された人骨は潜水などの刺激で耳の穴の内側骨が隆起する”外耳道骨腫”が男性に見られるんだニャ。男が海に潜って魚貝を取っていたんだニャ。 顔が長くてほりの浅い
邪馬台国はどこなのかとかいう論争は、新井白石(1657~1725年)の『古史通或問』における「大和説(畿内説源流)」と、後の「外国之事調書」における「筑後山門説(九州説源流)」から始まるので300年ほど続いている。柳田が解説する。 魏志倭人伝とは280年ごろに西晋(せいしん)の官僚である陳寿が編纂した歴史書『三国志』の中の『魏書』第30巻『烏丸鮮卑東夷伝 倭人条』を、日本では『魏志倭人伝』と略している。原本はなく、最も古いのが12世紀のものになり、途中でいくつか後世の注釈が
近年の自然科学知見の集積により、考古学や古代文献学では解き明かすことができなかった「日本人の成り立ち」が明らかとなってきている。柳田の視点から解説する。 極東へのホモサピエンスの移動(第一期)ホモサピエンスはアフリカ大陸東部で10万年以上前には進化分岐しており(アフリカ単一起源説)、原人・旧人から遅れて出アフリカしている。先住のネアンデルタール人との若干の混血の後、北へ移動しヨーロッパへ行く群と東ユーラシアへ行く群とに分かれる。東ユーラシアへと進む者たちはさらに東を目指しな