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「儿」とお団子頭の謎

 中国語の発音練習をしていたら、テキストに「儿」がたくさん載っているページに辿り着きました。1ページどころか、4ページ近くあります。こんなに「儿」がつく言葉あったっけ?と思うほどです。

 夫に聞いてみたところ、恐らく「儿」の発音練習をするためにわざとつけたのだろうとのこと。しかし、こんなに儿がつく言葉は存在するのか聞いてみたら、言葉が拙い小さな子どもが使う時はあると言っていました。

 日本語の感覚でいうと、「~でしゅ」とかそういった赤ちゃん言葉に近い感じかなあと私は勝手に想像しました。

 「儿」については、過去の記事でも取り上げたことがありますが、日本のアニメでは中国人キャラが話すとき、言葉の語尾に「~アル」とつけている印象があります(分かりやすいのは、『銀魂』の神楽ちゃん)。

 中国人のアニメキャラと言えば、女の子の場合は頭に2つお団子を作っているという印象も強いです。しかし、中国ドラマを見ていると、成人で頭に団子を2つつけている人はいません。子どもの役ではいたと思います。実際、お団子頭にするのは子どもの時だけだそうです。
 
 このことから考えると、日本で抱かれている中国人キャラクターの印象は、大人の中国人ではなく、子どもの中国人の印象が強いのではないかと思いました。

 しかし、なぜ子どもの姿の印象がが大人になってもそのまま定着しているのかは謎です。可愛いからでしょうか…?

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