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天然の纏足
纏足をご存じでしょうか?
中国の清の時代くらいまで存在した、女性のファッションの一つです。
三大被服圧としても有名だと思います。(コルセット、着物の帯、纏足の3つ)
ファッションとはいえ、この三大被服圧のなかでも一番強烈な印象を残すのがこの纏足ではないでしょうか。
纏足は、女性が幼い頃にそれ以上足が大きくならないよう、骨や肉を砕いて包帯でぐるぐる巻きにした、10センチ程度の足のことを指します。
想像しただけでゾッとするファッションです。
足が小さいと、体を支えてちゃんと歩くことができず、フラフラ歩きになるので、それを見て男性が「かわいい」「支えてあげたい」と思ったそうです(理解に苦しむ)。
また、纏足の靴でお酒を飲むのも男性の楽しみだったとか(信じられない)。
ちなみに、私の足のサイズは21.5センチしかありません。
夫は私の足を「天然の纏足」と呼んで喜んでいます。
もちろん、纏足よりは大きいのですが、平均よりも小さいことは確かです。
小さい足といえば、シンデレラ。このシンデレラの足のサイズは21.5だったそうです。
つまり、私と一緒!
どこの国も小さい足は魅力的だったんでしょうか。
そう言えば、原作のグリム童話だと、意地悪なお姉さまがたが、自分の足を切ってまでしてガラスの靴に入れるというエピソードがありますね(怖。
足を小さくするために、みんな必死すぎです!
中国のお土産で可愛い刺繍の入った纏足用の靴が売っていましたが、さすがに私の足は入りませんでした。当たり前ですが。
足のサイズが21.5センチの私は、自分の足に合うお洒落な靴を探すのが大変なので、どちらかというとあと1センチ大きくなりたいです。