【三国志・考】霊帝崩御と世継ぎ問題
186年、中国各地で起きた大規模反乱「黄巾の乱」は首謀者である張角の病死によって沈静化した。そして朝廷外での問題が収まれば、今度は朝廷内での権力闘争が激しくなってくるのがパターンだ。
人が三人、集まれば派閥ができると言われるが人間は同じ主義の者で群れたいものなのか、利害が一致する者と意気投合したいものなのか、筆者にはあまり理解できないのだがそういう傾向がある。
約2,000年前を生きた人間と現代の人間では死生観や価値観に違いはあれども本質的な部分はさほど変わりないの