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出版社紹介/つるとはな

『伊丹十三の台所』『須賀敦子の手紙』『ぼくの叔父さん』『雑誌 つるとはな』などを出版されている、つるとはな。
HPの会社概要に「ゆったりしたペースで、雑誌と本をつくる、小さな出版社です。」とあるように、ゆるやかに本を出されています。

最近出ました『つるとはな ミニ?』はなんと7年振り!たしかにゆったりしたペースですが、内容たっぷりで何度も読み返しては楽しめます。何よりわたしの憧れの写真家さんが撮影していることが多く、見開きにどーんと大胆に使われていて、開く面白さがあり、とにかく素晴らしいのです!

つるとはなの本はどれも見やすく美しいです。デザインがシンプルで読みやすさを大切にされていて、読み手への優しい気配りを感じます。文章も親しみやすく、清々しく品があります。
HPのあいさつに、
「年上の先輩の話を聞く小さな場所。
それが「つるとはな」です。」
とあるように、ただ話を載せているだけでなく、その場の空気を含んだものまで書かれています。だからこそ本の中には親しみやすさが染み込んでいます。

なんとなく落ち込んでいるとき、今の暮らしを振り返ってみたいとき、つるとはなは明るくお話してくれます。
つるとはなの本がそばにいるだけで、なんとなく大丈夫な気がしてくるのは、わたしだけではないはず…。
つるとはな 笑って暮らす おまじない

(いわい)

#つるとはな

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