
出版社紹介/夏葉社
『誕生日のアップルパイ』、『古本屋 タンポポのあけくれ』、『神様のいる街』、『さよならのあとで』、などの本を出版されている夏葉社さん。
HPでは、
「いま生活をしている、都市の、海辺の、山間の、
ひとりの読者が何度も読み返してくれるような本を
作り続けていくことが、小社の目的です。」
と、書かれているように、どの本もそばに寄り添ってくれるあたたかさがあり、その佇まいの美しさに、大切な人へ贈りたくなります。
先日、福岡の本屋taramu books & cafeで開催された、夏葉社の島田潤一郎さんのトークショーに行ってきました。
読書がテーマで、島田さんの本を読むことについてのお話は本当に勉強になりました。
本を読む時間は、その本の言葉や文章から想像するものは自分の経験から出てくるものだからこそ、とても個人的。
読書は、自分の中にある苦しみとか悲しみを思い出す個人的な時間であるからこそ、読者にその豊かな時間を提供するための本を作ってるような気がする、 そのためには、豊かな時間を提供する本は美しいものでないといけないし、なるべく美しいものを作ろうとしている、とお話していました。
とてもいいことを聞いたなあと思いました。
夏葉社さんの本の美しさと、わたしの心を突きまくる理由は、ここにあるのだなあ。
きっとあなたの心にも響く本があると思います。
KIMAMA BOOKSには夏葉社さんの本がいくつかありますので、是非手に取ってみてください。
きっと何度も読み返すことになると思います…。
(いわい)