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秋雨ですね

玄関マットが新品みたいにきれいになりました。
お帰りなさい、緑バージョン。白バージョンはお休みです。
新しくてもこもこしてると足踏みしたくなります。
なかなかよい踏み心地。

今日は秋雨で、傘をさささずに細い白糸の雨にあたっていると、もやもやしていた気持ちが緩んで、なんだかリラックスしていました。

雨雨ふれふれもっとふれ
わたしのいい人つれてこい

八代亜紀の『雨の慕情』を歌いたくなりますが、
雨降ったら出歩きたくなくなるから、
雨がいい人を連れてくる可能性は結構低いはずなので、
そんな中もっとふれってけしかけてるから、おそらくもうやけくそだと思われ、いい人つれてこいなんて、だいぶ強がりの、なかなか不思議ちゃんの歌だなあと思うのですが、
細目で慕情豊かに歌う八代亜紀に、
その切なさわかる気がする、となんとなく納得して、
細目で口ずさんで、気分がなんとなく重く昭和気分になってくるので、

ピッチピッチチャップチャップランランラン

と、わたしにいい人つれてこい、の部分の歌詞を替えて、歌を〆ています。
(モノマネ王座決定戦にて、清水アキラか誰かが八代亜紀のモノマネをしていて、『雨の慕情』を『あめふり』の歌詞に替えて歌っていたのを何十年とマネしています。)

こちらの歌詞は、『あめふり』の歌詞ですが、
出だしは「あめあめふれふれ」です。
八代亜紀の「雨雨ふれふれ」と同じ文章なのに、こうも違ってしまうのかと、言葉の面白さに気づきます。
「あめあめふれふれ」と楽しく雨の日を過ごしていた少女時代の自分を振り返りながらの「雨雨ふれふれ」は、またぐっと悲哀を感じます。

…それにしても、

かあさんが じゃのめでおむかえ うれしいな

の、「じゃのめ」ってなんでしょう。
じつは、蛇の目、同心円のデザインの和傘のことなのです。
かあさん、渋いなあ。
「雨雨ふれふれ」の人は、きっと、じゃのめでおむかえに来てくれる人を待ってるんだろうな…。
待つなら、KIMAMA BOOKSでピッチピッチチャップチャップランランランとなる本を見つけて、読んで待つのもおすすめですよ。マット、新調してるので、いまなら縁起いいかもですよ。

いわい

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