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2024/5/6(月)ブラインドテイスティングしてきた!🐈

第65回 恵比寿ワインマーケットパーティー(2024/5/6)

先週に引き続き、毎週行っているブラインドテイスティング。本日チャレンジしてきましたので、記録に残していこうと思います!

さて、今週は白、赤、赤の3種。


①白 酸とミネラルのフレッシュ果実


①白

[色・香り]
色はレモンイエローで輝きがある。個人的にはグリーンがかってはいないと思う。香りを嗅ぐと、フレッシュなグレープフルーツ、レモン、りんごやラ・フランスの香り。トーストやハーブ、ハッカ、ミネラルも感じる。何より、沸き立つ酸の香りがあったのが印象的。
この香りであれば、シャルドネやリースリング、アリゴテ、ミュスカデ、アルバリーニョとか?

[味]
口に含むとまず最初に酸味が広がって、もぎたてフルーツをかじったようなフレッシュなフルーツ感。レモンやグレープフルーツの後に、しっかり苦みもあった。余韻にまで苦みが残るので、これはミネラルからくる苦みなのかな。。。アルコールの熟度が感じられ、ある程度のぶどうに糖度がのる品種なんだろうと頭を悩ませる。
酸の高さは確実なものの、ペトロール臭やトロピカルフルーツをチェックしてもあまり感じないのでリースリングとアルバリーニョは外そう。
でも、なんだか決定打が足りないし、うーんこういうのって品種の特徴じゃなくて作り方で結構ありえるよなーと思うといまいち決められない。
こういうときは基本に戻ってシャルドネなのでは?
そう考えてみると酸味とミネラル感が両方あるのはシャブリ!ロワールミュスカデとかが来てもフランスの1点取れれば万々歳だよね。
キンメリジャン土壌!お前の本気を見せてくれ!!!
[解答]
フランス ブルゴーニュ シャルドネ 2021年 12%

②赤 ぎっしりタンニン系

②赤

[色・香り]
透明感があって、縁がオレンジがかっているけれど、グラスの底が見えるくらいクリアな赤。香りはカシスやラズベリーがあって、ハーブのようなグリーンな香り、若干ピーマンもいるかな。タバコとほのかにキャンディーの糖の香りもある。チェリーなのかベリーなのかカシスなのかどれとも取れる香りでわからん。

[味]
口に含んだ瞬間からわあああすごいタンニン。歯がギッシギシになっちゃう。カシスやハーブも口中からの香りはある。このタンニンの強い収斂性に意識を持っていかれて他がなかなか感じ取れない。。。
香りで拾ってきたピラジンで考えると、カベルネフランやカベルネソーヴィニヨンだけど、カベフラでこのタンニンはない。タンニンから考えると、シラーやネッビオーロ、タナやマルベックもあるか。
思ったよりも果実味のインパクトがないからシラーではないはず。黒胡椒のニュアンスもないし外していいかも。
ネッビオーロってこんなに色が濃いやつあったっけ?ランゲとかのモダンなネッビオーロならありえそうだけど、そしたらこんなにタンニンなかった気がする。
カベソーが無難?でもそしたら国どこにしよう。新世界っぽいけど、チリではなさそうだから、オーストラリアにしよう。

[解答]
オーストラリア 西オーストラリア カベルネソーヴィニヨン 2021年 14%

③赤 プルーン!

③赤

[色・香り]
②と比べると少し深い赤だけど、底はギリギリ見えるかな。中庸の赤が2つもなんて、なんて意地悪なんだ!笑
香りの第一印象はプルーン、いちじく、レーズン!これは個人的に大好きな甘くておいしいイタリアの匂いだ。他にも候補を出したいけれど、先入観が邪魔をして全然取れない。タバコやチョコもあるかも。

[味]
一口飲んでみても最初に飛び込んでくるのはプルーン。結構甘さが強くて、タンニンや渋さがそこまで感じられない。余韻にはナッツのような香ばしさもある。これくらいのタンニンなら、サンジョベーゼは外してもいいかな。
イタリアのカベソーやメルローもこういう甘さでると思うけど、ここまでプルーンではなかったと思う。
やっぱりここはいつも迷うモンテプルチアーノ vs プリミティーボの戦いになってしまうじゃないか。
リキュールや煮詰めたプルーンのような濃い甘さというまではいかないかな。しかし、プルーンではあるものの、フランボワーズというには酸味が弱い。
ジンファンデルみが強いプリミティーボを想像するとそれが近いけれど、飲んだ瞬間にカサーレヴェッキオが脳裏をちらつく。確かに上位互換感はある。
ここは脳裏に浮かんだ初心者超おススメワインを信じてみて、ファイナルアンサーにしよう。

[解答]
イタリア アブルッツォ モンテプルチアーノ 2022年 13%

答えが出たら追記するかも!


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