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あなたはわかっているようで、なにもわかっていないのね

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あなたはわかっているようで、なにもわかっていないのね

最近の記事

ハート・ストリッパーズ

メモ: 人がどう優しくあるかには、その人の弱さが露呈する。と言っても弱いことは悪いことではないとも思う。 人間関係は、纏った服を一枚ずつ脱いでいくようなものだ。 関係の温度が低ければ低いほど、私たちはたくさんの服を着込む。建前のダウンジャケット、偽善のセーター、等々。逆に、関係の温度が高いほど私たちは身軽になり、服を脱いでいく。ところで、関係の温度とは人と人の親しさを温度に例えたものである。今これを書いている私とあなたが一度も顔を合わせたことのない他人だとしたら、だいたい温

    • 音楽

      好きな音楽はなにかときかれて、スパッと答えられる人はかっこいいと思う。ほら、音楽って思想だし。 小学生の時に公共交通機関が使えなくなったとき、私を救ったのはウォークマンと、有線のイヤホンだった。音楽に没頭すれば頭の中に入ってくる余計な情報をカットできるから。目を閉じて音楽を聴いていれば人が沢山乗ってきてもドキドキしたり、汗をかいたりしなかった。当時は周りの音を程よく掻き消してくれればなんでもよかったが、それ以来、私は思ったより音楽を生き甲斐にしている気がする。 とはいえ、別に

      • 【和訳】Riptide-Vance Joy

        ※結構意訳 リピートされてる部分の訳をコツコツ変える遊び I was scared of dentists and the dark 歯医者と暗闇が怖かった I was scared of pretty girls and starting conversations 可愛い女の子たちと、会話を始めることも苦手だった Oh, all my friends are turning green 僕の友達はみんな顔色を悪くしている You're the magician's

        • 【和訳】Problems-Mother Mother

          ※かなり意訳 You and me, we're not the same 僕と君、全くの別人 I am a sinner, you are a saint 僕は大罪人で、君は聖人だ
When we get to the pearly gates 僕らが天国のゲートの前に立ったとき
You'll get the green light 君は問題なく通過するだろうけど
I'll get the old door in the face 僕は勢いよく扉を閉められるんだろうね D

          【和訳】Oh Ana-Mother Mother

          ※結構意訳 I'll be God 神になる I'll be God 神になる I'll be God 神になる I'll be God, today 死んでやる、今日こそ Hold my head under the bath and breathe away 頭までバスタブに潜って呼吸を止めて Slit my wrists and watch that blood evaporate 手首を切って血が抜けていくのを眺めるさ Being this Godly can't 

          【和訳】Oh Ana-Mother Mother

          日記:寒さとセンチメンタル

          Note 最近は絵よりも文章が書ける。   最近のSNSの嫌なところ:一年前の今日を勝手に遡って、写真やら動画やらを見せてくるところ 久々に彼のことを思い出した。この1ヶ月半、特に気にすることもなく、その人について思い悩むことすらももうなくて、友人との間で話に上がったら「ああそんなこともあったな」と思い出すくらいだった。けれど、今日はちょっと違った。 ありきたりなアプリのありきたりな機能が言うに、一年前の今日、彼は私に詩を贈ったらしかった。ご丁寧に写真まで見せてくれた。 恋

          日記:寒さとセンチメンタル

          雑多な喫茶店にでも行こう

          最近考えたこと、終わりが見えない書きかけの文章、等。追加するかも。 1 お前が可哀想で仕方がないよ カルマって信じる? 私は最近信じているような気がする。無自覚の選択同士の繋がりとか、持ち越した関係とかそういうもの。スピリチュアルぶってるつもりはないし、私の世界に神なんていないけれど、唯一存在するものがあるとすれば、カルマだと思う。それを感じたのは本当に最近の話で、別に感動的なものでもなんでもなかった。なんて言うか、諦めに近い。「ああ今世でもだめでしたね、また来世に期待し

          雑多な喫茶店にでも行こう

          どうしよう 4AM

          朝の4時前。そこそこ散らかっている部屋。こんな時間にハッピーターンを食べながらこれを書いている。ハッピーターンについてる白い粉を吸ったら、本当にハッピーになれたりしないかな。そんなドラッギーな思考はさておき、意識は眠さと覚醒の間。どちらかといえば覚醒寄り。なぜかというと、私は昨日の日中18時間くらい眠っていて、身体が活動していなかった時間を取り戻そうとしているから。さすがに精神病を疑うレベル。抗えないものは仕方がない。しかし毎日を無理やり多忙にして自分を追い込むタイプの私にと

          どうしよう 4AM

          無題

          熱帯魚の水槽が青く光っていた。泳いでいる魚は自由にも不自由そうに見えたけれど、どれも美しく浮いていた。飛び込んでみたバーは案外、というか、かなり居心地が良くて、意識が己の身体の中に収まっているのを感じた。なにを説明しようとしても主観的になってしまって、人間同士のコミュニケーションに巻き込まれてゆく感覚は心地よかった。 私たちの前に立っていたバーテンダーのおじさんは、若い人だった。もちろん外見が若々しいということもあるが、出立から滲み出る彼の精神のようなものには若さがきちんと残

          鳴くことを知らない蝉

          日々の覚え書き 8月が終わろうとしている。 月の初めの誕生日から、3週間以上が経過したことになる。8月は、意識があったようで、どこかふわふわしていて、断片的な情景しか頭に浮かべることができない。最近の私には活力ってものがない。感性が麻痺しているのを感じている。自分のこと、未来のこと、過去のこと、世間体。考えれば考えるほど、もうどうだってよかった。夜の街に出てふらふらと遊び歩いてもどうにも楽しめないし、かつてなによりも美しく見えたモネの絵画だって、灰色に見える。ドナ・サマーの歌

          鳴くことを知らない蝉