欲とは

知らない間に成長しているYouTuberを見て、「あの時の彼らはもう居ない」と寂しさを感じる私の心は狭いでしょうか。
あんなに昔から見ていた様な気がしていたのに、気が付くともう全く手の届かない様なところに居るのです。
もう二度と呼んではくれないハンドルネーム、覚えてはいないであろう私の言葉。
ふとそれを思い出した時に、素直に祝えない気持ちになる自分がいます。
きっとそれは独占欲で、あらゆる“活動者”に対しての邪な気持ちであることを理解しています。けれどもそんな気持ちを持つことに正義も悪もありませんから……そう言い聞かせて、平常心を保っています。
独占欲も、嫉妬心も、ある程度は“愛”でしょう。けれど、過ぎればそれも規制にしかなりません。
なんだってそうでしょう。薬も過ぎれば毒、食べ物も水も適切な量を超えれば人体に害をきたすもの。
適度に、適度に。きっとそれも過ぎれば毒でしょうがね。

“適度”“普通”という言葉。何となくで行動して、それが普通でなかった時の恐ろしさを感じる時があります。
この場合、「普通じゃない」と言われるよりも前に、“言われたらどうしよう”と想像することで恐怖を感じているのですが、それは一体無駄なことでしょうか。
まだ起きてもいないことに対して恐怖を感じてびくびく怯えていると、「そんなことしていないで」と言われてしまいます。
恐怖がなにか別のことに活かせれば良いのですが……あまりそんな気持ちにもなりません。恐怖を鎮めることしか私には出来ないのです。

気力と話題が尽きましたので、これで。

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