レスターシティ対アーセナル
ライブ配信してたYouTuberと共にウルトラ絶叫したベンフィカ戦から、わずか中一日しかないこのタイミングで相手は3位のレスター。お疲れなのにここで当たるか?リーグ戦って本当に調子と対戦相手との巡り合わせが8割よね。
スタメン
スタメンはベンフィカ戦から6人変更。ベンフィカ戦大活躍のオーバメヤンとサカがこの日はベンチ。特にサカはこのところフル稼働状態なので、この試合は出番なしで休んで欲しい。
繰り返される序盤の失点
開始から前がかりで積極的に守る我らがアーセナルだが、この試合もまた開始6分で早々に失点。ティアニーの裏を取られたのとマリのカバーが緩かった。アストンビラ戦の序盤みたいな最終ラインがバタバタ浮き足立った感じがデジャブ。その後もハーフスペースにロングボールが来るたびにキリキリする感じだった。
手がつけられないぺぺ
バタバタしていた守備陣も前半の半ばを越えると徐々に落ち着き出す。それなりにメカラン期間が必要なのか。
その一方で攻撃は仕掛けは多くても連動性がイマイチでパスがズレたりとチグハグ。スミスロウはお疲れなのかタッチ数がいつもより少ない。不運にもアクシデントで前半のうちにウーデゴールと交代となった。
そんな中で可能性を感じるプレーをしてたのがぺぺ。失点後のPKは取り消されるも、サイドからの仕掛けでゲットしたFKから、ブラジルコンビのサインプレーで同点。セットプレーから点取るのはいつ以来?そういや最近散々とCKの時に何かをやろうとして出来てなかったっけ。
そして前半終了間際にはまたもやぺぺの仕掛けからハンドを誘いPKをゲット。最近、スミスロウとサカに引っ張られて覚醒してない?PKはラカゼットがしっかりと決めて前半のうちに逆転した。
ウーデゴールのタメ
リードをして迎えた後半、一転して攻撃のリズムが良くなり出す。中盤のエルネニーとジャカが試合を通じて際立つハードワークを見せてボールを奪うと、前線のラカゼットのポストプレーが冴えていた。
そしてスミスロウに代わって急遽出場のウーデゴールは、徐々にフィットしてきてると思う。特にジャカから始まったカウンターによる3点目。パスを受けたぺぺが持ち上がって中央のウーデゴールに出し、ラカゼットとクロスして裏に走りこんだウィリアンへ。ゴール脇をえぐって押し返したところ、ぺぺが決めたゴールだった。ここでウーデゴールが裏のスペースへ出す前の微妙なタメが堪らない。こんなプレー、大好物です。
まとめ
流れを引き寄せて勝ち切った試合。ここ数試合良かったぺぺが結果を出したのが収穫だった。あとはサカを休ませられたことが良かったと思う。
一方で序盤の失点癖がこの試合も出てしまった。ビラ戦やシティ戦など、そのまま負けてしまうゲームが続いたため改善が必要。
またスミスロウの状態も気になるところ。ただ、交代ででてきたウーデゴールが結構フィットしてきたので、そこまで悲観的にはならないでいいのかも知れない。
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